社会人に必要な9つの力

著者 :
  • ウェッジ
4.00
  • (4)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 77
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863101623

作品紹介・あらすじ

正しいトレーニングをすれば、誰でも社会人力が得られる!働く本質を語り尽くした、一人前になるための必読書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 相手に好意を示す
    吸収力 ヒトの話を聞く、本を読む
    目を見る、微笑む、うなずく、相槌を打つ
    自分に引きつけて再生する

  • 20年の教員をしていて感じるのは、社会で求めれらるレベルと学生の実力の間の隔たりが大きくなっている事と言っている。
    これは、企業や組織が求めるレベルがどんどん上がっているが、学生は年々幼くなっている。
    社会にでる=社会人ではあるが、大学時代にギャップを埋めないと大変な事になる。
    そのギャップを埋めるために必要な9つの力を紹介している。

    1.アウトプット型の聞く力
    ・知的体力と知的技術を身に着けた人は社会人になってからも勉強を射続ける事が出来る
    ・知的好奇心とは何もかもを面白いと思う気持ち
    ・社会人の聞くとは:相手の話を要約しポイントを落とさず誰かに話せる事。
    ・知識を押さえる→それをベースに問題を発見(問い立て)→問題解決
    2.要点を15秒でまとめる力
    ・要件を言う事を徹底する
    ・場にライブ感を持たせられるか、場をクリエイティブにできるか
    3.クリエイティブな関係を生む力
    ・ディスカッションで大事なもの「テキスト選定」「問いを策定する発問力」「その場のディスカッション」
    ・場を見て何を問いかければいいかを見計らう力(ハーフタイム力)
    4.意識の量を増やす力
    ・情報をキャッチするために、まず意識をする事(フックを作る)
    ・周りを見て、相手の望んでいる事を察知して動くことで「知ってる」を「出来る」に変える
    5.世界で戦う力
    ・積極的なコミュニケーション能力
    ・グローバルな力:自分の考えを手短にまとめ母国語で発表出来る事
    ・学んだことは積極的に使って、常に使える知識に変える
    ・議論のコツ「クリアな論点」「冷静さ」「代案の準備」
    ・上達するには見て「真似る」
    6.妥協を納得に変える交渉力
    ・交渉に必要な3つの事「利益」「オプション」「BATNA」
    ・「妥協」ではなく「納得」と考える
    7.経験値を共有するチーム力
    ・全員がリーダーという自覚を持つ
    ・ビジョンを明確にして言語化する
    8.同じミスを繰り返さない修正力
    ・テンシュカク(テンション・修正・確認)
    ・準備・融通・フィードバック
    9.どんな状況でも何とかするメンタル力
    ・勝負間隔がないと仕事は続かない
    ・常に問いを立てて自分を追い込む

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×