ザ・万歩計

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  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863110090

感想・レビュー・書評

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  • めちゃめちゃ面白く!人目を憚らず笑ってしまった
    。ありふれた日常生活をこうも愉快に切り取れる才能がうらやましい。「だよねー」といちいち共感してしまう。
    でも、所々に並外れたユーモアと想像力、それを表現する文章力がある。
    エッセイもとてもすてきだ。

    • Manideさん
      ちゃたさん、こんにちは。

      人目を憚らず笑ってしまったなんて、すごい面白い作品なんですね ^_^
      電車の中では、めちゃくちゃ気まずいやつでよ...
      ちゃたさん、こんにちは。

      人目を憚らず笑ってしまったなんて、すごい面白い作品なんですね ^_^
      電車の中では、めちゃくちゃ気まずいやつでよねww

      タイトルも興味を引くから、とても面白そう♪
      とても読みたくなりました (¬ -̮ ¬)

      2022/08/15
    • ちゃたさん
      Manideさん

      ゴキブリとの戦いの話が爆笑でした(笑)
      ・Gの悲劇事件。
      ・黒い雨事件。
      ・疑惑の黒い羽根事件。
      ・最大にして最悪の「G...
      Manideさん

      ゴキブリとの戦いの話が爆笑でした(笑)
      ・Gの悲劇事件。
      ・黒い雨事件。
      ・疑惑の黒い羽根事件。
      ・最大にして最悪の「G16」事件
      万城目学さんは好きな作家さんですが、エッセイも面白いです!
      2022/08/15
    • Manideさん
      ちゃたさん、こんばんは。

      Gの悲劇ですか…
      恐ろしいですねww

      まきめさんと読むんですね。
      私と同じ世代なので通ずるものが多そうです。
      ...
      ちゃたさん、こんばんは。

      Gの悲劇ですか…
      恐ろしいですねww

      まきめさんと読むんですね。
      私と同じ世代なので通ずるものが多そうです。
      覚えておきますね o(・д・´*)
      2022/08/15
  • 万城目さんの面白エッセイ。
    あからさまに笑わせにきてくれるので、安心して笑える。
    中学の同級生、三井氏がオマーン湾を緊張のあまり「オマーン湖」と呼んでしまう話が一番面白くて、断トツでくだらなかった。
    相当頭がいいひとなのに、そんなことはどうでもいいと言わんばかりに貪欲なほどに笑わせにくるエッセイだった。

    しかし、学生時代から海外旅行にたくさん出かけて、色んな経験をしていて羨ましいなあ。
    小説家デビューするまでのことも書かれていたけど、雌伏の期間については『べらぼうくん』のほうが詳しく書かれていた。

    『べらぼうくん』
    https://booklog.jp/users/skmt1988/archives/1/4163911057

  • 万城目学さんの10年くらい前のエッセイ。
    たいへん面白かったです!大笑いしたり、ふむむ…と感じ入ったり、じーんとしたり、なかなか深くて詩的な表現も多かったので、エッセイでありながら優れた短編小説を読んでいるかのようでした。「木曜五限 地理公民」は私も10分くらい笑いが止まりませんでした。イタリア旅行とかモンゴルの遊牧民との生活記はディープでした。
    万城目学さんの作品は『プリンセス・トヨトミ』しか読んだことがなかったのですが他もぜひデビュー作ももちろん、読んでみたくなりました。
    小説家のエッセイを読むメリットというのはその作品を書いている人について知ることが出来ること。作者が好きになると作品も好きになれそうな気がします。万城目学さんいいですね!

  • 読めば読むほど惹かれる文章力
    彼は何て天才なんだろう!

    ー 最初頑張れば、後はいっきに読みきれます! ー

    独特なものの見方、感じ方
    とにかく変わった人物「万城目学」ならではの世界観


    万城目ワールドを是非御笑味ください。

  • エッセイも万城目ワールド。なぜに万城目さんの周りには爆笑ネタがあるのだ。視点と表現力か。

  • 鬼才・マキメのエッセイ。荒唐無稽な物語を書く人はやっぱり常人とは違う感性の持ち主なのだということがわかった。大阪弁についての話では自分自身大阪人なので凄い共感。そうついつい“凄い”って使っちゃうのよね。まさかこれ大阪訛りだったなんて…ショック!!あと「黒い稲妻」の話は秀逸。黒い雨事件とかG16とかネーミングセンスが素晴らしいわ。あいつは名前を口に出すのも恐ろしい生き物だからねぇ…。小説のネタは矢張り日常生活に転がっている。エッセイって作家の人柄とか小説のエッセンスが見えるから面白い。2011/130

  • エッセイは書き手と読み手の感性が似ているか、全く違う感性に感銘を受けるかで面白さが決まると思うのですが、今作は素っ頓狂な感覚とギャグの感性(何を面白いと思うか)が似通っているという点でツボにハマりました。いやあ、面白い。電車の中で読んでいたらニヤニヤ怪しい人に成り果てましたよ。家で堂々と笑いながら読むことお勧め。
    万城目作品は未読のものが多いのですが、雑誌やフリーペーパーでのコラムが面白かったので手に取ってみたのですが正解ですね。「はじめに」と題された「風が吹けばエッセイを書く」から、ストレートに攻めつつ少しズレている感じが素敵です。

  • ユーモアに溢れるエッセイ
    若い頃、いろいろな所に行っていたんやね。

  • 作家の書くエッセイには2種類ある。1つは何気ない日常を作家らしい言葉遣いで綴り、時に普通の人にはない角度からの観察眼を感じるもの。
    もう1つは考えてること自体が素っ頓狂すぎて、作家ってやっぱ常人には理解し難いことを考えてるんだなと思わされるもの。
    前者はしみじみと面白いけど、爆発力があるのは断然後者で、万城目さんは100%後者だ。

    つまるところ、万城目さんはすごい変人だしこのエッセイはすごい面白い。

  • 鴨川ホルモーや鹿男あをによしの万城目学のエッセイ。
    阿保な話とご本人はおっしゃいますが、めっちゃ面白かったよ。その、阿保な話。
    小説も好きですが、このエッセイ一番好きかも(笑)
    思わずククっと笑い声が漏れてしまう話もあり、しんみりしてしまう話もあり、忘れた頃にまた読みたいなぁって思った一冊。

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

万城目学の作品

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