チェコへ、絵本を探しに (私のとっておき)

著者 :
  • 産業編集センター
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863110182

感想・レビュー・書評

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  • 古書店が多いなと思ったチェコ、
    チェコ国内の古本屋ガイド本が
    日本語で出ていたとは!
    そしてシュヴェイクやクルテク以外も数多、
    美しい絵本の紹介が楽しい。
    古書店主のおばあさんとの切ないエッセイ、
    プラハ以外の地方の描写も細やかで
    ご当地ビールの紹介も。
    紹介少数だけど定食屋ガイドとしても良い。

    <その他の書籍紹介>
    https://jtaniguchi.com/tag/%e6%9b%b8%e7%b1%8d%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

  • 難しいことは考えずチェコに行きたくなる本!!ときめいたー

  • チェコ展で購入。知りたかった世界をここまで教えてくれてありがとう。共感と尊敬を覚えつつぼろぼろになるまで熟読した。いいの?ほんとにこんなに教えてもらっちゃっていいの??

  • 頂きモノ。タイトルだけで「絵本解説書」としての役割を期待していたのですが中身はチェコの旅行のガイドブック的な意味合いが強いでしょう。チェコで絵本が手に入る本屋さんの紹介から始まって料理だの雑貨だのと紹介されています。……がそれだけにチェコの可愛らしさに胸は打たれるわ、悶えるわ、思いは募るわで大変な目にあいますよ。小さくてカラフルで可愛いものがぎっしりです。目の保養!いい刺激を受けたので何か描きたくなったよ。

  • こんどチェコへ旅行する友人へのプレゼント用に。
    すごーくかわいくて、私も一緒に行きたくなった。

  • とにかく可愛い!
    チェコの絵本を買いたくなったし、
    所々写真で垣間見るチェコの街が美しくて
    いつか行ってみたいと思った

  • ブクブク交換会(2/15、新宿 Be Wave、テーマ「旅」)で採り上げられた、テリーさんお勧め本。
    チェコは、東欧の民俗カラーを残しつつも洗練されたセンスのよいデザインが特徴的です。
    チェコの文化といったら、ボヘミアングラスやレースを思い浮かべる程度でしたが、この本はチェコの絵本に焦点をあて、それを紹介してくれています。

    国ごとの絵本の違いについて考えたことはありませんでしたが、その国々の文化をわかりやすく表現しするものだと、この本を読んで実感しました。
    日本の絵本とはかなり違いますが、素朴で温かく、自分の本棚に欲しいと思えるものばかり。
    チェコの子供たちは、こういった絵本を読んで育っていくのだと考えると、うらやましくなります。
    絵本に見られるカラーセンスやデザインが、大人にも評価されるレベルの高いもののように思います。
    こういう本がたくさん置かれているカフェがあったら、くつろげそう。

    写真絵本なんてジャンルもありました。
    どうも、簡単には表現できない魅力があると思ったら、国の複雑な歴史を反映した文化が根強く残っているからのようです。
    それで、いろいろな統治下に置かれた際の文化の変遷が、今ではミックスして、不思議な特徴となっているのかもしれません。

    もぐらのクルテクや兵士シュヴァイクなど、私でも見たことのある、日本にも来ているキャラクターもいました。そのほか、チェコではカッパみたいなキャラクターの水の精が有名だそうです。
    絵本作家のズデネック・セイドゥルのページもありました。アートワークと色彩の使い方がとても暖かく、芸術的でした。

    著者はチェコ絵本に惹かれて、日本でチェコの本を中心に雑貨などのお店を開いている人。チェコの書店情報や雑貨、観光、食べ物、旅の基本情報、両替やチェコ語の日常会話までも記されており、半分は旅行ガイドブックのようになっています。 

    たくさん絵本を紹介しているこの本自体が、インテリアとしてもすてきな一冊になっています。

  • うわーん
    ラブリー♪
    デザインのヒントたくさん

  • そこのチェコ好き、絵本好き!
    めくるだけで行きたくなっちゃうよ!やばいよ!

  • すっごいグラフィカル!カラフルで洒落てて、じんわりシュールで。タイポグラフィも絶妙。ちっちゃな写真でこれだから、現物は凄いんだろうなー。部屋に飾りたくなりそう。
    そんな広がりが視覚にあるからこそ、間を縫うようにひっそりと添えられた、いくつかの痛みを伴ったエピソードが、よけいに染みます。作家への政治的弾圧、最初に仲良くなった古本屋のおばあちゃんの思い出。
    チェコ語はほとんど分からないにも構わずどっぷり浸かってしまったという著者の気持ちが伝染してくるような本です。この人の絵本の店は神戸か、残念…と思ったら、先日東京にもオープンしたようです。(http://www.cedok.org/)

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著者プロフィール

谷岡剛史(Masahito Tanioka)
1975年大阪出身。チェコから輸入した絵本や雑貨、家具などを
豊富に取り揃える店「チェドックザッカストア」を2004年に神戸に開店。
2010年に東京馬喰町に移転。その後2013年に浅草へ移転。
店で扱う商品は直接足を運び買い付ける。
とりわけチェコ絵本は常時2000冊以上のラインナップを誇り、
著書に『チェコへ、絵本を探しに』(産業編集センター)がある。
http://www.cedok.org


「2016年 『もうひとつのチェコ入門 メイド・イン・チェコスロヴァキアを探す旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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