穂束栞は夜を視る

  • 産業編集センター (2025年4月15日発売)
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  • 本 ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863114401

作品紹介・あらすじ

小学4年生の穂束栞(ほづかしおり)は、車で移動していたところを怪異に襲われ、唯一の肉親だった祖父・千畝(ちうね)を亡くした。傷心中の栞を訪ねてきたのは、祖父の弟子を名乗る道士・白銀(しろがね)と獰猛な大男・窮奇(きゅうき)。二人は、怪異を惹き寄せる特異体質を持つ栞を守るためにやってきたのだという。霊能力者だった祖父の死をきっかけに、結界が解かれ、さまざまな妖魔が栞に襲い掛かる。この世ならざるモノから目を背けてきた栞だったが、白銀・窮奇と出会い、怪異に立ち向かうことを決意する。
『夜行堂奇譚』嗣人が放つ、スペクタクル・ホラーシリーズ開幕!

装画:syo5

感想・レビュー・書評

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  • 嗣人さんの新シリーズ!
    絶対に面白いだろうという期待を裏切らない!
    栞くんがいい子で泣ける。
    白銀も窮奇もキャラがいいし、鵺とか鴆とか世界観が好み過ぎて一気に読んでしまった。
    白銀の相方がなぜ、窮奇を自身の身体に取り込んだのか、栞は今後どう成長するのかとても楽しみ!

  • まず表紙。ビジュアルに隙が無さすぎるだろ!映像化はよォ!!そして『夜行堂奇譚』や『文豪〜』シリーズと似ているようで全く違う怪異譚。他2作より『魔を祓う』要素が目立つとともに少年と周囲の人たちとの心の触れ合いに暖かい気持ちになる。バディの行く末、そして何よりヒロインの少年、栞の成長が楽しみ!!

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著者プロフィール

熊本県荒尾市出身、福岡県在住。温泉県にある大学の文学部史学科を卒業。在学中は民俗学研究室に所属。 2010年よりWeb上で夜行堂奇譚を執筆中。妻と娘2人と暮らすサラリーマン。著作に『夜行堂奇譚』『夜行堂奇譚 弐』がある。

「2023年 『夜行堂奇譚 参』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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