世界の果てのありえない場所 本当に行ける幻想エリアマップ
- 日経ナショナルジオグラフィック社 (2017年4月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863133778
感想・レビュー・書評
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題名の通り、世界中のあり得ない場所を集めたナショジオのホームページに公開された内容をまとめた本。
目的を持って作られた街や、廃墟になった場所、隔絶され忘れ去られた場所や、死に関係する場所など、6つのテーマに分けてまとめられている。
観光地となっていて実際に行けるところと、立ち入り禁止や水没などで失われたりして行くことができない場所があり、とても興味深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
できればカラーだと良かったと思います。
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世界中の廃墟、放置された軍事施設、放置された宇宙基地など、風変わりな建物など、数十件を集めた著作。
カラー写真ではなく、モノクロ写真になっている。
いろいろのっているんだけど、カリブ海に浮かぶ無人島、レドンダ島の話がおもしろかった。
マシュー・ダウディ・シールが(一方的に)王位を主張し、その後息子のマシュー・フィップス・シールに譲位。
彼はザレスキーシリーズで名を挙げるも、その後王位はゴーズワースに委譲され、いろいろゴタゴタした挙句、現状は複数の人が王位をあらそっているらしい。
(島自体はいまも無人島だけど)
日本からは青木ヶ原樹海や軍艦島などがエントリーしている。 -
日本からは軍艦島と青木ヶ原が載っているあたり他の地域も大体推測できると思う。
メジャーなところは少ないのでそこそこ珍しく楽しめるかも。
ほとんどが廃墟、夢の跡って感じのところが多い。
カラー写真が少なく、地図と解説がメインな本。 -
よく利用している図書館が推奨していたので借りてみた。写真をカラーで、もっと大きく載せてほしいな。
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今ではグーグルアースを使えば、ディスプレイを通じて世界中の土地に行き、町を歩くことができ、あたかもどこにでも行けるような気になるが、世の中にはまだまだ人が容易には近づけない場所が存在する。本書は、そのような隔離されたり打ち捨てられた場所や遺跡を、記憶や写真とともに紹介した本。
紹介されている51箇所の中には、日本の軍艦島と青木ヶ原の樹海が収められている。個人的に気になったのは、鉄道会社の斬新的な社宅として造られたペンシルベニア州のコンクリートシティ、ユーロ紙幣の架空の橋を実際に建設してしまったオランダのスパイケニッセ、半世紀近く燃え続けているトルクメニスタンのダルバザ・クレーターなど。
最初はわくわくしながらページをめくっていたが、どの場所も「ありえない場所」というほど隔絶されている訳ではないことに気づき、途中からいわゆる遺跡・秘境ガイドブックを読んでいる気になってきた。やはり「世界の果て」は地球上には無くなりつつあるのかもしれない。 -
思っていたのと少し違って,地図がもう少し縮尺大でもいいのではないかと感じた.あと,写真もカラーで見たかった.
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廃墟に心惹かれるのはなぜだろう。いろいろ考えてみたが、1番はやはり諸行無常を感じるからかもしれない。遺跡とかに行くと、昔はどんな暮らしをしていたのかな、とずっと考えてたりする。日本からは軍艦島と青木ヶ原の登場だけど、軍艦島は行ってみたいなあ。
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知らない場所すぎて勉強になったが、写真が白黒だし少ないのでイメージが湧きにくかった。もっと日本の本みたいに写真全面に押し出せばいいのに、って思ったけど、これもこれでいいのかなあ