- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863240247
作品紹介・あらすじ
スーパーの価格破壊、オーガニック、ネットによる流通革命、食の不祥事、農業ブーム-。80年代、90年代、そして2000年以降、ダイナミックにうごめく食の潮流のなかを駆け抜けて、あたらしい価値観を世に放った成功(とちょっぴり失敗)ストーリー。
感想・レビュー・書評
-
正直野菜ソムリエ協会への利益誘導の本だと思っていたが、仕事をする上でのヒントが多い本だった。野菜ソムリエとしての心構えが少し変わった気がする。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食のビジネスは単に売って利益を出すだけではいけない
、のくだり誠意を感じた。それまでの仕事の経歴、熱意も参考になることが多かった。続けることが大事だと思う。 -
著者は野菜ソムリエの認定機関を創立した人物。今では芸能人もこの野菜ソムリエの資格を持っている人が何人もいるとか・・・。野菜ソムリエをつくった原点は著者の生い立ちからはじまり、日商岩井(株)の商社マンでの経験から商品の流通の可能性を広げ「子どもが食べても安心・安全な商品」へと繋がっていく。作者の生き方は熱意にあふれ読者にそのエネルギーを感じさせる。将来スーパーに野菜ソムリエがいたらと期待が持てる。
-
野菜ソムリエのことだけでなく、福井さんが携わったオイシックスさんの立ち上げ、都内のファーマーズマーケットefさんのことも出てくる。
価値=クオリティ/プライス+α、の+アルファ型の商売を目指さなければいけないな。
最後にAWkitchenさんの事も出てきた。。 -
(ちょこっと感想)
起業を考える際に、売り上げではなく、社会へのメッセージ性を考えた福井さんの思いに共感しました。
(ここが響いた‼)
・モノを売りたけりゃ、そのモノの想いや情報を伝えれば、モノの価値が伝わる。
・こうなりたいという想いがなければ、成功の定義づけはできない。 -
自分とは全く違う世界の人だが、「日本の農業を次世代に継承したい」という自分の想いを社会に問うて、実際に形にして社会的にものすごく受け入れられて成功している事は尊敬できます。
そんな著者の生い立ちから学生、社会人になっての社会との接し方がよくわかります。