作家と一日 (翼の王国books)

著者 :
  • 木楽舎
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本棚登録 : 130
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863240926

作品紹介・あらすじ

ポルトガルのビーチでパトカーに乗り、新宿ゴールデン街でヘヴィメタバンドと意気投合し、仕事場で猫と戯れる…これが『悪人』の素顔です。ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載「空の冒険」2年分のエピソードを収録した著者初のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 機内誌のエッセイ。かなり外国に行ってるんだなぁ。面白い体験談が聞けたという感じ。

  • こんな旅したい。出張以外の旅、新婚旅行以来していない。代わりに作家が旅して、私の代わりに一日を過ごしてくれる。何より感性が似かよってるのが良い、そう言えば出張の飛行機はANAしか乗らないな。

  • 吉田修一さんのANA機内誌の連載エッセイ。小説とは違って肩の力の抜けた感じが、休暇に入ったモードにしっくりする。「この歳になってこんなことが好きだったんだ」という自分再発見が散りばめられてるのも読んでて幸せ気分になった。

  • 「パーク・ライフ」、「悪人」などのベストセラー作家による旅にまつわるエッセイ集。著者の作品の多くは具体的な地名が物語に深く関わっていることが多く、予想通り様々な土地を国内外問わず訪れている。

    が、なぜか冒頭のエッセイは自宅仕事場での出来事。連載開始時、エッセイのテーマは決まっていなかったのだろうか。

    というわけで、第2話から「気持ちのいい場所」を探して、旅に出る著者。取材旅行もあれば、一人旅やグループ旅行などなど。作家という時間と場所に縛られない職業だからこそできる贅沢がつまっている。

  • 吉田修一さんの小説も、エッセイも間違いなく面白い
    飛行機に乗る機会はそんなの多くはないけれど
    読める時は必ず読むエッセイ
    まとめて読んで、旅に出たーーーいとしみじみ

  • おもしろく、おもしろすぎず、無理してる感じがなく、雑じゃなく、よいエッセイでした。小説より好きです。「草食男子はブルーベリー狩りへ」で笑い、「成田空港リムジンバスなスタッフさんへ」で泣いた。

  • 行ってみたいところが増えました。肩に力入れないで。

  • 作家・吉田修一氏によるANAの機内誌に寄稿したエッセイ。fromtoの移動時間の非日常感を解す言葉。
    (1)現実がほんのちょっとだけで欠けるような体験こそが旅の醍醐味なのだ。
    (2)自分を疑える人間というのは実はとても勇敢なのではないか。
    (3)八方塞りの状況に陥るのはもっと大人になってからの方が多い。人間関係や感情の経験を積めば積む程、人は泣く前に慰め、謝る前に許し、叫ぶ前に口を塞いでしまう。

  • 航空機の雑誌に連載されているエッセイ『空の旅』?だったかな。をまとめたもの。それゆえ旅と言う面が色濃く出た作品。さらっと読める。吉田修一さんはとてもスマートな人だな。

  • 飛行機の広報誌のエッセイということで旅をテーマにしたものが多く、そこはかとなく高級感という意味のラグジュアリーさを感じる。

    そこではたと最近の若者は旅行に行かなくったというのが何故かわかった。
    作家である彼のように場所や時間や人に自分で意味づけをできないからだ。

    あまり知られていない温泉地、外国のホテルでただぼーっとテレビを見ているなど自分だけの旅の楽しみ方を見つけている。

    私たちはスタンプラリーのようにハワイに行きアラモアナショッピングセンターに行くぐらいしか思いつかない(行為自体を否定しているわけではない)

    だからこそそんなことしか見つけられない惨めな自分と向き合うくらいなら今のままでいいとなってしまうのだ。

    著者は謙遜してるがそこはやっぱり……
    敢えて独り身である事を選んでるような
    かっこよさには到底及べない気がする。

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