砂糖の通った道《菓子から見た社会史》

著者 :
  • 弦書房
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863290693

作品紹介・あらすじ

南蛮・長崎、そして台湾ー砂糖と菓子が語る近世近代の地域史 ひとつひとつの菓子は、どのような歴史的背景の中で生まれたのか。長崎街道の菓子老舗を訪ね、ポルトガルのシントラやマデイラ島の菓子を食べ、各地の史料を分析して見えてくる〈菓子の履歴書〉
【本書の特徴】
▶従来の定説にとらわれず、ひとつひとつの菓子を取り上げ、それを人々の歴史の中に位置づける社会史の視点から「シュガーロード」の歴史を具体的に検証。
▶出島オランダ商館の帳簿や国内史料の分析から、輸入砂糖の価格や数量を明らかにした。
▶長崎会所で入札された正規の商品以外にも、全体の5〜10%もの大量の輸入砂糖が長崎周辺から国内に流通していたことを明らかにした。

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:W0166597
    請求記号:383.81||Y 56
    配架場所:本館2F手動式書架

  • 「砂糖の道」と近年、江戸時代の長崎街道を呼ぶようになった。南蛮貿易によってポルトガルの菓子(南蛮菓子)や中国の菓子(唐菓子)が入り、北部九州のお菓子が発展していった様子からそう呼ばれている。
     南蛮貿易とはポルトガル商人が中国産のものをマカオで積んでくる「ポルトガル船による日中貿易」であった!江戸時代、砂糖は漢方薬の原料であった。長崎から船で大坂に運ばれたので今でも大阪には製薬会社の本社が多い。森永製菓、江崎グリコの創業者は佐賀県出身。などなど歴史の好きな人お菓子が好きな人が楽しめる1冊です。南蛮菓子の代表はカステラ。岩村松浦軒のカステラもでてきますよ。

  • 世界的な話かと思ったら、「砂糖の通った道」とは、長崎街道のことだった。
    イスラムのラマダン時の栄養補給のための砂糖菓子がキリスト教圏に伝わり、ポルトガルとの貿易で九州に上陸、生まれていく砂糖菓子の話。砂糖が好きではないからかもしれませんが、ちょっと読みづらく、伝えたい、というよりは、書きたい、という感じで作られている文章のようです。

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著者プロフィール

1958年福岡県生まれ。九州大学卒業。現在、北九州市立大学教授。著書に『近世オランダ貿易と鎖国』(吉川弘文館)、『日蘭交流史 その人・物・情報』(共著、思文閣出版)など。

「2011年 『砂糖の通った道 菓子から見た社会史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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