- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863320079
作品紹介・あらすじ
いつだって注目を浴びるのがわたしたちのお仕事!そうじゃない?!主人公はNYのアッパー・イーストサイドに住む"トクベツ"な女の子たち。生まれつき「セレブ」と呼ばれる彼女たちの生活はちょっと普通じゃない。恋もおしゃれもゴシップネタの華やかさも超一級。でも、友だちのことで悩み、男の子のことで一喜一憂するあたりは、やっぱり普通の女の子。
感想・レビュー・書評
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大学入学直前の休暇。
皆それぞれに仕事に励むわけですが。日本ではなかなか彼らのようなバイトは十代で経験できないでしょうね。だから日本人は外国人に比べて童顔なのかしら、とか思ったり(笑)まあ単なる骨格と紫外線の違いでしょう。
まず最愛のブレアですが、英国紳士、マーカス閣下に会うべくロンドンへ行っていました!行動の早いこと!しかしまあ彼との恋は今回の「お仕事篇」の導入、きっかけでしかありません。個人的にはもっとこの部分をじっくり読みたかったんですけどね。サラッとしてました。
セレブなお嬢さまですから初めは「仕事なんてしたくない!」とぶーたれていたブレア。しかし彼女のいいところは、やるとなればとことんプロの仕事をしてやろうと言う根性、負けん気の強さがあるところ。切り替えの早さがいいですね。応援したくなります。便利な助手もいますし(笑)
続いてセリーナ。
彼女はついにハリウッドスターの仲間入りを果たすわけですが。ここへ来て初めて人生の壁にぶち当たります。これまで完璧過ぎてムカついてたんですが、やっと少し共感、とまでいかずとも、ちょっとホッとしました。人間らしいところが見られて。
映画の撮影って本当にこんな感じなのかなあ、と、その世界を覗く感覚が楽しいです。書くに当たって取材はしてますもんね?そして、私の中で監督→ティム.B、サディアス→キアヌ.Rで想像。髪色や瞳の色は違うんですけど。
ネイトに関しては、彼の章の描写は特に映像、熱、ニオイまで感じられましたね!夏!って言う。海外ドラマや映画でよく目にするビーチの雰囲気。それにしても彼、どうしようもないですよね。ルックスを抜きにしたら絶対モテるはずがないキャラだと思うんですけど・・・
ヴァネッサは芸術家、表現者を名乗る人間にはありがちな。後になったら黒歴史だったと気づくのでは。私も姉が欲しかった。今回踏んだり蹴ったりなヴァネッサですが、ヴァネッサ自身が変わるべき時なのかな、と言う気も。
実は今回一番驚かされたのがダン。奇妙過ぎる展開にちょっとゾッとしませんね。しっかり!と揺さぶりたい。
今回ジェニーはプラハに行っていて出番無し。ちょっとさびしい。
そして私、チャックが好きかも。何でこんなにヤなヤツ扱いなのかわかりません。
そして、ブレア。
私の中でSATCのシャーロットの声(松谷彼哉さん)で脳内再生しています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2011/09/25読了
ネイトとダンがあんまりにもダメ男なものだから、ちょっとイライラしてきた。
とはいえ、何でも完璧パーフェクトなセリーナがはじめて挫折したことって、すごく大切なことだと思う。
なにもかもスムーズにいくはずがないんだから。
それはそうと、ヴァネッサが不憫でならない。
どうして…?ダンと一度は本当にコレ以上ない位お互い愛し合って大事な存在だって認めたはずなのに。くそー、ダンが本当にむかつく。
ブレアはまあ、前向きになろうって努力してる。
昔ならヒステリーすぐ起こしていたのにね。
ま、今も多少ヒステリーっぽくなっているけれども。
次も楽しみ。てか、ヴァネッサにどうか救いを。 -
このあたりからドラマ化が大々的に言われてきたよね。