異形の求愛者 (ヴィレッジブックス F ハ 10-3 アニタ・ブレイク・シリーズ 3)
- フリュー (2008年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (585ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863320215
感想・レビュー・書評
-
ヴァンパイアハンターのアニタ・ブレイクシリーズ3。
今回はアニタがモテモテで…。
シティマスターのヴァンパイア、ジャン=クロード、人狼のリチャード、双方から求愛を受ける。
吸血鬼と人狼からプロポーズされたら…吸血鬼かな!
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11346601732.html詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごい好きなシリーズ。雰囲気がダークな感じで、好きか嫌いかは個人差があるんですが、オススメです。ピンチ時はスリル満点p(´∀`q)
何よりアニタの語り口調がいいです。切り返しが面白い
もう一つはサブキャラなのにエドワードが格好良すぎる。まさしく最強の"死神" -
アニタ・ブレイク・シリーズ第3巻。
-
アニタブレイクシリーズの邦訳、第3弾。
リチャードとジャンクロードがアニタに求愛。
どちらも人でない”いい男”。。。
邦訳のタイトルはおそらくその辺に関係してそう。
明らかに人ではないと分かっている吸血鬼のジャンクロードに比べて、まだまだ狼憑きとしては未知のリチャード。
シリーズの今後の展開に大きくかかわってくる重要な部分のストーリーです。 -
吸血鬼好きとしてはジャン=クロード派にならざるをえないので、リチャード傾倒の今回はちょっと残念。でもリチャードもリチャードで魅力的なのはとてもよく伝わってきました。あと、ハーレクインものを期待してやや肩すかし。ゲロ甘超スイートなラブシーンは、このシリーズではないものと考えた方がよさげ。っていうか、この作者さんの書くラブシーンは格闘シーンに近い気がします。妖精もののシリーズの方もそうだった。
話の展開としてはちょっとなぁ、と思う部分も多いのですが……(失踪事件の偶然が重なりすぎ)、キャラの個性や世界設定に関する部分は、このお話はかなりイイと思うのです。シェイプシフターの社会構造とか、ものの考え方とか。吸血鬼のお仕置きに棺に閉じこめてしまうというシチュも実はかなり好き。話の前後を気にせず、設定とキャラにとっぷり浸れればよし、そんな感じ。
あと、脇役がいい味を出しているのもよいところ。アニタも見たことのないヒロインタイプでかなり好きなんですが、ジャン=クロードよりエドワードが気になって仕方がないくらいこの話ではエドワード好き。ラストのいいところさらいっぷりといったらもう。
カスパーとか警官とか、今回かぎりの人たちもキャラが立ってて魅力的です。
惜しむらくは、シチュエーションに好みなものが少ないことと、ストーリーの緩急がゆるくてすっ飛ばしたくなるところがな……。 -
予想とは違う方向に展開しているけどやっぱり面白い。
-
2008年5月27日読了。
いやはや、おもしろかったです。
ロマンス&ミステリー&ホラー&アクション?読み応えたっぷりでした。
二人のいい男(吸血鬼と狼男だけど)の間で揺れ動く女心が妙にリアル・・・。その心理描写のリアルさがこのシリーズのいいところなんだけど。
この先本当に、どうなるんだろう????ってすっごく楽しみ。
早く続きをお願いしたいです。
とりあえず、1&2巻を読み直します。