震える夜が終わるまで (ヴィレッジブックス F カ 4-10)

  • ヴィレッジブックス
3.42
  • (2)
  • (7)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863321168

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ブキャナン家ディランと彼の妹ジョーダンの親友ケイト巻。昔からモテモテのディランを憎からず思っていたケイト、ケイトの殺人未遂事件やら遺産相続トラブルを機に一気に急接近。
    事件といってもいつもの通りサスペンスはガチではなくジュリー先生らしくサラッとしてます。でもなんか絶妙な塩梅なのでとっても読みやすいのですよ。

    黒幕は途中から「ん?」って思った人物でそこはちょっと物足りない感が。ディランにはもっとウジウジ悩んでくれたら読み手としてはニマニマできたのでになぁと。だって出来過ぎ君なんだよ、ブキャナン家の男たちは!

    現実的に考えれば、8千万ドル相続したら全額寄付するなんてどうかと思うけど。だって他の姉妹はちゃんと受け取ってるしね。そこはまあケイトの気概というか小説だしね。
    これの次がノアとジョーダンだったんだね(既読)

  • ある日、爆破事件に巻き込まれたケイト。その後も轢き逃げ未遂と二度目の爆破事件に遭遇。しかも亡くなった母がケイトの会社を担保に多額の借金をしていた事が発覚。彼女の身を案じた親友は、怪我で休職中の兄、刑事ディランを寄こす。ケイトを守りつつディランが見つけた犯人は意外な人物だった。プレイボーイで親友の兄だし…と密かに悩むケイトを軽口であしらうディランが面白かった。災難の原因になったアノ忌々しい遺産…私なら、せめて借金くらい返すな。私もディランに「ピクルス」って呼ばれてみたいわ〜♡(*'∀`pq)キャハ♡
    ブキャナン家4男・ディランはハンバーガー

  • 【ブキャナン家シリーズ5作目】ブキャナン家四男ディランのお話。なんだか久々にブキャナン家の男ががっつり登場した気がする。女好きで遊び人のディランとその妹ジョーダンの親友のケイト。二人は昔からの知り合いだけどある夜をきっかけに惹かれていく。事件がより二人を親い存在にする。けっこう序盤で二人のロマンスが始まったからどっぷり事件という感じじゃなくていつもより読みやすかった。犯人がもの凄く意外だったのにはビックリ。

  • ブキャナン家ディランと彼の妹ジョーダンの親友ケイトのお話。何度も爆破事件に巻き込まれるケイトの身を案じてディランが送り込まれてきたのである。ケイトの黒ブラ事件なんてニヤニヤ笑っちゃった。惹かれすぎててディランと関係を持った途端にパニックになるケイトがいやに可愛いかった。大おじの遺産の使い道はサイコー。

  • ボディガードシリーズ第五作。<br>
    ヒロインがヒーローの妹の親友という関係で、ヒーローとの面識もあり。それどころかヒロインはヒーローに自覚なく惹かれていて、ヒーローも自覚なくヒロインに会いたいがために帰郷していたり。<br>
    ところでヒーローのディランの負傷は前作までに描写があったかどうか覚えていない。記憶ではディランの登場はなかったように思うので、本作に何度か出てくるヒーローの負傷シーンが説明不足で消化不良。ヒーローとヒロインの知り合い具合にしてもヒーローの妹と親友でヒーローの実家に何度も行ったことがある、というのが、やっぱり説明不足な感じ。おかげでセックスアピール抜群でいつも美女を連れ歩く女たらしのヒーロー像がぼやける。なにしろ本作中のヒーローはほとんどヒロイン一筋。<br>
    サスペンス部分もヒロインを殺すことが目的なら、大がかりな爆破なんて仕掛けないでふつうにナイフとか銃とか使えばいいんじゃないかと。なにしろ二回目の爆破事件までヒロインにはボディガードなんかついていなくて無防備。空港でひき殺そうとするくらいじゃ手ぬるいと感じる。最終的な犯人からして、簡単にヒロインを手にかける機会はたくさんあった筈。そのあたりすっきりしなかった。<br>
    爆破という荒っぽい方法なのに死者が出ていないとか、しわじわと恐怖が迫ってくるようなシーンがないこともあって、ハラハラドキドキ感は薄い。全体に小粒な印象。ヒーローのマッチョさとかタフさもあんまり。優秀な刑事ぶりが発揮されきれなかったみたい。会社の乗っ取りも全体に絡めれば良かったけど、脇な話しになってしまって残念。<br>
    ただ南部ののんびり感は伝わってきた。住み心地の良さそうな街、シルヴァー・スプリングス。

全8件中 1 - 8件を表示

ジュリー・ガーウッドの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×