短篇集

  • ヴィレッジブックス
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本棚登録 : 411
レビュー : 41
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863322400

感想・レビュー・書評

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  • クラフト・エヴィング商會の「誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は」
    は、目から鱗が落ちた。これだけでも、作品として独立して出してはどうだろう。
    「箱の中の、箱の中の、箱の中の、箱の中には鍵がひとつ」
    箱の色、大きさ、写真のぼやけぐあいなど、微妙で、文もさりげない。
    " Your inside is out and your outside is in"
    猿のmonkeyの、monはフランス語で私のという意味、猿は、私の鍵だという落ちまでつけて、ご苦労さまでした。
    自分もこういう作品を作りたいと思いました。

  • +++
    この人に書いてもらえたら最高、と思った9人が書いてくれました。

    僕はこれまで何冊か、英米の小説のアンソロジーを編んできていて、
    そのたびに内容には自信があったが、今回もまったく同じ自信とともに、
    この本を世に送り出すことができる。柴田元幸
    +++
    クラフト・エヴィング商會  「誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は」
    戌井昭人  「植木鉢」 
    栗田有起  「ぱこ」
    石川美南  「物語集」
    Comes in a Box  「朝の記憶」
    小池昌代  「箱」
    円城塔  「祖母の記録」
    柴崎友香  「海沿いの道」
    小川洋子  「物理の館物語」
    +++

    独特の趣の一冊である。どの作品からもなにやら不穏なものが匂いたち、心にざわざわと波をたたせる。目にしてはいけないものをうっかり見てしまったような、知ってはいけない世界をたまたま覗いてしまったような、うしろめたさのようなものを感じさせるなにかがあるのである。しかし、読むのを止められない。最後まで知りたいと思う。そうしなければ気が済まない。そんな秘密めいた一冊である。

  • クラフトエヴィング商會と小川洋子さんの名前を見つけて購入。
    本は全体的に、もうひといき!という感じでした。

  • 栗田有起が読みたくて図書館で借りた本。

  • 小川洋子さんの、読んでいない作品を読みたくて図書館で検索したらヒットしたので借りました。
    小川さんのすごさを再認識。いや、再々認識、もっとか。。。

    幻想小説的なものがすきなので、他も面白くないワケでなかったけれど、時々不快な話もあったりして評価は低め。クラフトエヴィング商會はさすがにオシャレですが。

  • 装丁はうつくしく、おさめられた短編はどれもレベルが高い。小池昌代や戌井昭人、小川洋子などさすがにうまいですね。そのなかでも驚きの収穫だったのは、石川美南さんの「物語集」。短歌のようなお話の題名がならんでいて、ものすごく想像力をかきたてられます。たとえば「胸にびっしり迷彩模様張り付いてもう故郷へは戻れぬ話」「銀ぶちの眼鏡をかけて二人ゆく悪の道華やかなる話」「陸と陸しづかに離れそののちは同じ文明を抱かざる話」などなど。短篇集の中に短篇集が入っているような趣というか、小池昌代の「箱」にも通じる味わい。

  • 吉田篤弘さん目当てに買いました。
    最後の小川洋子さんの短編がすごく好きです。雰囲気が少し吉田さんの書く小説に似ているな。と思いました。

  • クラフト・エヴィング商會目当て。手の込んだ宝物。石川美南と小川洋子は秀逸。短篇の心地良さ再認識

  • サル、モンキー、箱。
    面白いお話がたくさん読めた。

  • 好:円城塔「祖母の記憶」/小川洋子「『物理の館物語』」

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