母になる冬の死 イヴ&ローク24 (ヴィレッジブックス)
- ヴィレッジブックス (2011年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (554ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863323070
感想・レビュー・書評
-
【イヴ&ローク24作目】2つの事件が絡まりあっていてなかなか面白かった。殺人で無情に命が奪われてしまう中、新たに登場したタンディ、そしてメイヴィスに子供が産まれるというラストはほのぼのとした感じでほっこりした。二人の子供にイヴの名前が付けられたのもナイス!イヴとロークもトラウマから少し前進できた様子だし今後も楽しみ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イヴ&ローク第24弾。ああ、やっと産まれた〜。事件そのものよりもメイヴィスの出産''騒動”のほうがハラハラドキドキ!騒動に巻き込まれ?プチパニックに陥りオロオロするイヴとロークが微笑ましい。ふたりが、特にイヴが自分の子供が欲しいと自ら思える日は来るのかそんなことも考えつつ、ホロリ。分娩中に結婚式を挙げると言い出すメイヴィスにはサマーセットが粋な計らいを。終盤は感動して悲しみとは反対の涙を一番流した作品でした。このシリーズは翻訳者さんが何人かいらっしゃいますがこちらの訳者さんが一番読みやすいです。
-
出産の時より早く訪れるのは無慈悲な惨劇!?
2060年冬。同じ会計事務所に勤める婚約中のカップルがそれぞれの自宅で惨殺された。彼らのコンピューターは犯人によって持ち去られていた。イヴは、被害者は事務所の顧客かスタッフの不正行為に気づいたために殺されたのではないかと推理し、会計業務にくわしいロークの助けを借りて捜査を進める。そんな折、出産の時を間近に控えた親友メイヴィスが、イヴに思わぬ依頼をしてきた。知人の妊婦が失踪したので捜索してほしいというのだ。承諾したイヴはやがて驚くべき事実に直面する……。人気沸騰のシリーズ、第24弾登場! -
メイヴィスがママに~!
感慨深いし、今後が気になる♪
ロークとの仲が、ドキドキしちゃったけど、やっぱり仲良しね。
流石にパターン化してきた展開もあるけど、面白いからいいわ~。
サマーセットは、今回も活躍!
いつでも有能だわ~(^-^) -
友達同士が同じ日に子供を生んで、その子達がどちらもイブの名前をもらうなんてロマンチック。
-
このシリーズを読んだことはなく、シリーズ24作目ということはいきなり途中から読む感じ?…とか冷静に考えるいとまもなく、直観で手に取ったら面白いではないの。これは買いですわ。舞台は近未来、ドロイドがお仕事してたりする世界だけど、ストーリーは至って骨太のミステリー。後半のクライマックスまで一気に読ませてくれた。作者はもともとロマンス小説を書いているということもあるのか、ところどころに挟まる主人公カップルのイチャイチャシーンが個人的には好みでないけど。でも、このシリーズはちょっとハマりそう。
-
もう24巻か・・・という感慨と、最後、イヴと2人きりになったメイヴィスの感慨が重なる。
イヴの成長ぶりも微笑ましいし、安定したシリーズの中でも今回は出産もあり傑作と言えるかも。 -
生者相手だと、ぐでんぐでんになるのと、二人して出産におののいているのが面白い。サマーセットがもっともっと活躍するのを期待していたのに残念。
-
メイヴィスの出産で楽しく終わるので、読後感のいい作品です。
イヴとロークにいさかいとあとがきにあったので、どうなるかとハラハラしながら読み進めました。
大人なイヴのおかげで事なきを得、ほっとしました。
殺人事件と誘拐がどうからんでくるのか?あまりにもご都合主義かもと思ってましたが、そんなに不自然でもなく最後に事件が一気に解決していく様子は爽快です。