モンキービジネス 2011 Spring vol.13 ポール・オースター号

制作 : 柴田 元幸 
  • ヴィレッジブックス
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本棚登録 : 82
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863323186

感想・レビュー・書評

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  • 論文のための参考資料。

  • 「モンキービジネス vol.13 ポール・オースター号」 http://tinyurl.com/422767m 読んだ。なーんとウルトラ豪華な号よ!柴田xオースター、高野文子のマンガ(?)、そして療養中の小沢征爾がレコードを聞きながら村上春樹に音楽を語っている。至福じゃ。(つづく

    小澤が話す、カラヤンとバーンスタインのスタイルの違いがおもしろい。強い統率力でオレの音楽をオケに表現させるカラヤンと、自分もオケの1メンバなの音楽はみんなで創りあげていこうのバーンスタイン。練習中の私語の有無、呼び名の違い。小澤曰くレニーは指導者ではなく教育者として優れていた。

    最後)オースターとの対談で柴田が「快楽や愛情のような、その本や話が持っているものを伝えていない翻訳は、表面的には正確でもいい翻訳じゃない」みたいなことを言っていた。これは演奏もまったく同じだなと思う。あとオースターが若い頃にパリでアンリミショーと接触していたのを初めて知った。

  • オースター熱再発。孤独と共にあゆむ術を教えてくれる優しいおじさん、の本。

  • たとえば、ミックジャガーがオデのうちにやってきて、ローリングスートーンズのライヴ盤をいろいろと聴きながら、「このときのキースのギターは抜群だね」とか「やっぱりミックテイラーを逃したのは惜しかったね」とか「この頃のロニーの手癖は抜群だけど最近はどうもねぇ」とか「ついにキースはソロコーナーでギター弾かなくなっちゃたね」とか「いやあいつの時代もミックのボーカルパフォーマンスは全開で最高だよ」なんて他愛も無いけど濃密な会話を楽しんでる・・・そんな感じの(?!)村上春樹と小沢征爾の対談は最高におもしろかったです。

  • 小澤征爾×村上春樹 Dialogue「小澤征爾さんと、音楽について話をする」を読了 2011/05/24
    本紙に収録されている対話は2010/11/16に神奈川県にある村上氏の自宅でおこなわれたもの。ベートーヴェンのピアノ協奏曲三番ハ短調をゆるやかなテーマとして話の中心にすえ対話は進む。
    この対話は「一日目」だそうだが、続きがまた別の号に収録されるのだろうか?

  • 04/25 柴田元幸氏講演@紀伊国屋ホール
    サインいただきました。

  • オースター号を謳いつつも、目玉は療養中の小澤征爾の語りでは。小澤がレコードを聞きながら村上春樹を相手に音楽を語っている。こんな機会はもうあとどのくらいあるのか。。。貴重な記録。

    小澤が話す、カラヤンとバーンスタインのスタイルの違いがおもしろい。
    強い統率力でオレの音楽をオケに表現させるカラヤンと、自分もオケの1メンバなの音楽はみんなで創りあげていこうのバーンスタイン。カラヤンは、オケをみっちり仕込み、練習中の私語を叱る。そんなカラヤンを周囲は「マエストロ」「カラヤンさん」と呼ぶ。一方、バーンスタインの練習中は私語だらけでみんなは「レニー」と呼ぶ。レニーはオケを仕込まない、全員の意見を拾い演奏を創りあげようとするから、時間がとんでもなくかかる、とか。リーダーシップスタイルの比較でもあり、音楽への姿勢の違いでもある。
    小澤は、レニーは天才タイプで、指導者ではなく教育者として優れていた、と言っている。PMFを考えると、これは興味深い発言だった。

    オースターとの対談で柴田が「快楽や愛情のような、その本や話が持っているものを伝えていない翻訳は、表面的には正確でもいい翻訳じゃない」みたいなことを言っていた。これは演奏もまったく同じだなと思う。

    あとオースターが若い頃にパリでアンリミショーと接触していたのを初めて知った。

    オースターの翻訳が待ちきれなくて海外で原書を買ったはいいけど、数冊は手つかずで積んであるままなのを思い出した。Invisibleもまだ読んでない。。。オラクルナイトなんてもう翻訳出ちゃった。

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