魔女の目覚め 上 (ヴィレッジブックス F ハ 20-1)
- ヴィレッジブックス (2011年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863323292
感想・レビュー・書評
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魔女としての自分を受け入れず、人間としてふるまってきた主人公が、あるときある本を手にしたことから、大きな運命の波にのみこまれていく――上巻はまだまだ謎だらけで、世界観の説明さえ半分もすんでいない印象だが、面白かった。ヒロイン・ヒーローともに(見た目は)三十代後半ということもあってか、会話や興味に学術的な面が出てきて読みごたえもある。そのぶん、展開がもっさりしているが……。
魔女と魔術師、ヴァンパイア、デーモン……本来交わってはいけないクリーチャーたちが今後どう絡むのか、楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ハードファンタジーラブロマンスという感じで、設定も細かいし、描写も繊細で知識が盛り沢山、そして美形揃いで、マシューなんかは金も力も知識もセンスもあり、ワイン好きで造詣も深くて、さらには庇護欲が強くて自分に絶対の自信を持っているけれど、戦士であり人を殺せる自分の本性に後ろめたさも持っているっていう、なんかものすごい少女漫画の王子様そのものという感じで気恥ずかしくなってしまった…。主人公も主人公で、最強遺伝子持ちつつ無自覚というのも王道。しかし鼻っ柱が強くて向こう見ずなところは良かった。
歴史学者でも、こういうラブロマンスは大好きなんだなぁと思って感慨深くなった。 -
ここ何年かで一番面白かった本。
3部作の第一部です。 -
2013/07/08 購入。
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あらすじを読んだ印象で主人公は自分が魔女の血筋とは知らないで始まるのかと思ってたら最初っから自覚ありで驚いた。パラノーマル自体は好きだから面白かった。
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魔女・ヴァンパイア・デーモンと、幻想的な要素が満載であるのに、現代科学的な用語も飛び交う。そこが、この物語をきりりと引き締めている部分だと思う。ダイアナはまだまだ未知数で、マシューはとっても魅力的。二人の恋愛模様にも注目したい。
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魔女の血を引く歴史学者と科学者のヴァンパイアがオックスフォード大学の図書館で出会う。偶然に引き合わされた二人ではなく、そこには遠い祖先から続く因縁が。ファンタジー好きにはたまらない設定だ。登場人物が多いし、小難しい歴史の話もあって、ちょっぴり中だるみしたが、ルーツを探るミステリアスな展開が面白い。
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上下読了。内容はすごくありきたり。読みやすい文章なのですが、内容に対しての物語の長さが長すぎる感あり。特に下巻はだれてきてしまいました。キャラクター的にも自分たちの事しか考えてない我儘な所が目についてしまってあまり好きになれなかったです。
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2013年3月30日読了。
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図書館、魔女にヴァンパイア、、。ツボです。
マシューが魅力的。