- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863323384
感想・レビュー・書評
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前巻『セントリー』収録の「シークレッツ&ライズ」の続きと、『ハウス・オブ・M』後の結末を描く「コレクティブ」が収録されたニューアベンジャーズシリーズ第3弾。
前者はスパイダーウーマンの告白や、世間への公表を行う姿を旧メンバーで現メンバーではないMs.マーベルの視点を使いながら描写したりと、女性陣の目立つ話である。と、書いた所で、後者においてもマリア・ヒルを筆頭に多くの女性が活躍していることに気がつく。もしかしたら、00年代後半の作品として意図的にやっているのかもしれない。昔から女性キャラは多くいたものの、少し位置づけは変わっていくのだろうか。なお、Ms.マーベルに関してばハウス・オブ・Mでの改変世界の記憶が影響を与えていることも興味深い。
本作の面白い所は、ヴィランとの戦い以上に、前者では世間への公表の仕方、後者ではマリア・ヒルとのお互い信頼出来ない関係性といった一筋縄ではいかない問題を抱える点だと思う。単純な戦いの裏でそういった問題に対処していく姿は物語を面白くしていく。しかし、その分どうも「メンバーのヒーローとしての活躍」を描くのはあまりうまくない印象。せっかく分けているのに活躍があまり顕著でないメンバーがいるのは惜しい。
なお、「コレクティブ」の絵の描き方は非常に色々なエフェクトが派手でこの展開に非常に合っていた印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同じぐらいの時代のクロスオーバーを出すのなら、出版年順に出してくれたらいいのに。
どうやら、まだよんでいない「X-MEN」が、間に入っているみたいです。でも、それはクロスオーバーじゃないから、アベンジャーズとは関係ないのか?
本当か、それ?
しかも、今回、マグニートー絡んでいるし。
ということで、以下、ネタバレありです。
http://asobo.littlestar.jp/rin/2013/05/22/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%EF%BC%9F/