- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863323414
作品紹介・あらすじ
クリスマスを目前に控えた"クッキー・ジャー"は大忙し!毎日のクッキー作りに加えて、クリスマスクッキーの注文が殺到。そのうえシーズン限定のテーマパークで売るお菓子の準備に新作クリスマスデザートの依頼まで。そんななか、母がハンナに助けを求めてきた。ノーマンの母キャリーの様子がおかしいらしい。ノーマンにも相談され、マイクからも何やら気になる情報が-。ほうっておけず調べる約束をしたハンナだが、その矢先、今度はテーマパークのオーナーの死体を発見するはめに…。キャリーをめぐる謎、犯人探しに思いがけない人物との再会もあって、さらなる波乱の予感!?大好評シリーズ第12弾。
感想・レビュー・書評
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いやー、なんでこんなに飽きないんだろ。
コージーミステリって、巻を重ねるにつれつまんなくなっていくのが多いなか、これはもはや12!巻。謎解きがとりたててよくできてるわけでもないだろうし(失礼)、飛びぬけて登場人物が個性的とかいうわけでもないし、むしろ、進展がなくていつも同じような話だなという感じなのに、退屈しないのはなんでだろうと逆に思う。ユーモアある文章のせいかなあ。するすると読めてそこはかとなくおかしい。あったかい感じがする。
とにかくこの世界が好きなのかも。いつまでも読んでいたい。ミステリだけど事件が起きなくてもいい。
最近は、クッキーのレシピもじっくり読んで、つくるところを想像したり。主人公ハンナの注釈もなかなかおもしろいし。 -
シリーズ第12作目!(*^_^*)相変わらずクッキーー店は大繁盛だし、二人のBFもいい感じ。クリスマスシーズンの準備でとても忙しいハンナだけどそこもまた読んでいて楽しい。 いつの間にか12作めになってしまってたんですね。
(ということは、この田舎町で起こった殺人事件も12回め、っていうこと・・・。おぉ~~。)
ハンナと彼女の共同経営者・リサの繰り出す新作クッキーやその他のお菓子が美味しそうでたまらない。今回は特にクリスマスクッキー(別のコージーで読んだけど、クリスマスの時のクッキーで大事なんですね。主婦が自分の自慢のクッキーを持ち寄って分け合うという実用&お楽しみのクッキー交換会も盛んみたいだし。)ということでその華やぎが嬉しかったです。
ハンナのBF二人との関係は、どっちつかず、ということにはなっているけど、これはもう誰が読んでも、歯医者のノーマンだよね。彼の誠実さ・優しさには、どんなにハンサムなマイクでもちょっとかなわないところまで来ちゃってるんじゃないかな。
そろそろ、ノーマンで落ち着いたら?というのは読者の誰もが思っていることだと思う。(*^_^*)
で、肝心の!!殺人事件の方だけど、今回は新しい趣向で、なんとのっけから不穏な気配を持つ誰か、からの視点で、数ページもしないうちに事件が!
何?何?と、ほとんど事情のわからないままに、時間は巻き戻されてハンナたちの日常の話が始まるんだけど、うん、こんな導入もたまにはいいかな。
途中から、やっと話がつながり始め、その時点で誰が殺されるのかわかって読める、という安心感(ちょっと変だけど^_^;)もあったしね。
ただ、今回の目玉は、あの忘れていた人物が登場したことでしょうね。
せっかくハンナの日常が上手く回っている時に、なんで???というところなんだけど、
次作まで こやつは出てくるみたいだし。
きっと大ごとにはならないよね、ならないでほしい!と願う、ハンナファンの読者であります。 -
お菓子探偵シリーズ第12弾。
クリスマスシーズン。クリスマスツリー用の本物の木を売る臨時のパーク、そこでハンナと歯科医のノーマンは、オーナーの死体を発見。彼には15年前に捨てた妻がいたり、過去に詐欺事件をはたらいた疑いがあった。事件の捜査だけでなく、ノーマン母の万引き疑惑、さらには恋人疑惑も悩ませる。またハンナの母ドロレスは社会人講座で経済学を勉強しているが、ハンナも巻き込む。そうしてクリスマスへと進んでいくのであった。
今回はミステリー要素20パーセント。だいたい事件が起こったのもだいぶ読み進めてきてからであった。あとはお菓子の新しいレシピ試してみたり、ハンナの末娘がクリスマスショーの準備したり。多分今作品の一番トラブルは飼い猫が何度もクリスマスツリーにアタックする、ということであった。でもいいよ、このシリーズはアメリカのファミリードラマ見ているつもりで読む。 -
お菓子探偵ハンナのシリーズも12作目。
安心して楽しめるコージーのシリーズという点では、トップかも?
どうということはない話もあるんだけどね~全体に漂うユーモアと、ハンナの人柄、身近な人との関係がいいのかな。
クリスマスクッキーの注文が殺到して、店は大繁盛。
クリスマスシーズンだけ開催するテーマパーク、なんてものもあるんですね。
アメリカの地方都市の風習がわかるのも、このシリーズの面白いところ。
そこの売店にも、クッキーを卸しているハンナ。
そこで、なにやら怪しい動きが‥?
ハンナの母ドロレスが、骨董店の共同経営者のキャリーの様子がおかしいと相談に来る。
キャリーはノーマンの母親でもあり、放っては置けない?!
クリスマスツリーをハンナのアパートの部屋に飾ってあげようという親切心で、男性陣も奮闘しますが、これが大騒動に。
モシェみたいな大きな猫のいるアパートに飾るもんじゃないのではっ?
でも、工夫して何となるのがご愛嬌。
相変わらず、美味しいものはどんどん出てきます。
今回はクリスマスの近いので、プラムプディングも出てきます。
伝統的なプラムプディングとは、何とプラムが入っていないんですね。仕上がった見た目の印象なのかな? しかも癖があって必ずしも美味しくないという。わかるような気もします^^;
ハンナは、プラムを入れたケーキに近いものを考案します。
ほとんどノーマンが良い状態になりながら、所々でマイクの存在が急浮上?
最後に意外な登場人物も出てきて、なるほどね~ひっぱって次回へ続く! -
クッキー屋さんのオーナーが、殺人事件の探偵役。
食べ物が絡む物語に必要な美味しそうな表現は、やっぱり完璧。読みながら甘い香りが漂ってきそう。
しかし、買ってからずいぶんと経ってから読んだので、頭の中で登場人物が動き出すのが鈍く、イメージに大苦戦してしまった。
しかも、お話はクリスマス。今はやっと暖かくなってきたころ。もうすぐ春。
季節間違えた。
しかも、読書のおともに選んだのはじゃがりこ。そこはクッキーでしょ。大間違い。
でも、ずっと読んでたシリーズだったので、読み進めさえすれば、頭の中でドラマが再生されてるのかと思うぐらいにキャラクター達が勝手に動いてくれる作品。見た事もない料理はすきに想像しちゃえばいいよね。
次の作品ももう出てるみたいなので、間を開け過ぎずに読もおっと。
その時は、チョコチップクッキーを忘れずに買わなきゃね。 -
いろいろ他にもこの手のコージーミステリに類する作品は読んでいますが、このハンナのシリーズと、別に挙げたコーヒーショップシリーズが2大愛読シリーズです。常にはずれなし。
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「シュガー・クッキーが凍えている」の翌年、ということでいいのかな?
やはりクリスマスは特別ですね。ハンナのクリスマス・ディナーの素敵なこと!レシピも付いているし!(作るとは限らないけれど)
で、めでたいエンディング、と思ったら、まさかの人物が! 次巻をすぐ読まずにいられない! -
図書館で。
シリーズを続けて読んでいると、段々どの巻で何が起こったかがわからなくなってくる…
今回はテーマパークの被害者という事で…カウボーイの話だったかな、たぶん。いや、クリスマスだからクリスマスツリーの販売場の話だったかな。そっちだな、たぶん。
クリスマスツリーに飛びついて深刻な被害をもたらすネコの動画は見たことがありますが… いたずら好きの猫は大変そう… そういえばウチの猫も珍しくお雛様の匂いを嗅ぎに行ってぼんぼりを倒しそうになったな…
ネコの好奇心を抑えるのは大変ですな。 -
やっぱりお菓子屋さんてクリスマスシーズン忙しいんだな・・・
12巻になっても十分面白いって考えてみれば貴重ですよね。(*^_^*)
ハンナの恋の行方は?新しいクッキーは?とずっと...
12巻になっても十分面白いって考えてみれば貴重ですよね。(*^_^*)
ハンナの恋の行方は?新しいクッキーは?とずっと応援していきたいです。