- Amazon.co.jp ・本 (562ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863323582
感想・レビュー・書評
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Iチーム3作目。殺人犯に人質にされ脱獄の巻き添えになったソフィ。その殺人犯はなんと初恋の人にして忘れられない初体験の相手ハントだった!
将来の見えない二人の刹那的に愛し合う様はせつなくてはなんともいえません。事件の真相もまたそうきたか!の驚きと悲しみでサスペンスとしてもうまく書かれてます。そしてジュリアン大活躍ね❤エピローグもよかった(^^) -
刑務所担当の事件記者ソフィが継続取材していたミーガンが保釈され、出産後はじめて我が子との面会する時に子を連れて姿をくらませてしまったー
直後、ソフィのもとにミーガンを探すなら異父兄で服役中のマーク・ハンターに会え、と匿名の電話が。
マークの収容されている刑務所へ向かったソフィだが、そこで脱獄を図る彼の人質にされてしまう。
吹雪の中、追跡を逃れ山小屋へと連れ去られた彼女は、彼が高校時代に恋焦がれ素晴らしい時を過ごした相手“ハント”だと気づき驚愕する。
彼は自分たち兄妹の服役の原因ともなったある陰謀を止め、妹とその娘を救うため行動を起こしたと告げる。
苦い再開に惑いながらも真相を調べ始めるソフィだが、彼女にも妨害と魔手が迫りーロマンティック・サスペンス。
今出ている4作の中でいちばん好き-
犯人が味方のはずの部署のどこに潜んでいるかもわからず頼みに出来ない、いつもならIチームの皆にもサポートしてもらえるけど打ち明けられない板挟み、2人だけ、っていうのが緊迫感を増してハラハラしっぱなしでした。
まさかの人が一味だったし!
ふたりが同じ思い出を大切にして、生きる上で糧にしているのが良いと思うのです。
再開時ソフィがすぐに認識できなかったのも、幸せな家庭を築いてるはずの人とは思わないし、ね。
ホットなシーンが多くても2人には後がない状況だし納得できる-
ちょっとどころでなく妹への愛が思いけど…そこが“贖罪”なんだよね。
続きも翻訳されますように-楽しみなシリーズです。