テメレア戦記 (1)

  • フリュー
4.09
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863325968

感想・レビュー・書評

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  •  紹介文の「何ものにもかえがたいテメレア(ドラゴン)とローレンス(人間・海軍将校)の、親子のような、恋人のような深い深い絆――」に惹かれて読んだ分際で言うのもなんですが、砂糖吐いた。
     いや、親子のような関係というのが一番近いのでしょうが、全体的に「自重して」と叫びたくなるような描写が多々……本文は全422Pです。引用文は71P以降のものです。残りのページの様子は察してやってください。
     ちなみに一番素直にときめけたのは自分の竜と最期を共にした敵キャプテン(名無しキャラ)でした。こんだけドラゴン好き人間が多いと敵側もそうなんだろうなあと切なくなります。ドラゴンも可愛いのばっかだし。

  • 再読。

    映画「Mortal Engines」を観てから、そういえばこれもピータージャクソンが映画化権を得てたなぁと思い再読。

    何と言ってもドラゴンの可愛らしいこと。
    戦闘シーンもスピード感あってもう興奮。
    シリーズ物の1巻としては盛りだくさんで大満足。
    これを読めばドラゴンが飼いたくなる1冊。

  • ファンタジー小説ときいて,皆様は何を思い浮かべるだろう。剣と魔法の世界,妖精や不思議な生き物,お伽噺…… しかし本書は決して子供向けばかりのファンタジーではない。舞台は19世紀初頭,ナポレオン戦争真っ只中のイギリスである。飛ぶ鉛玉,交わる剣,史実となんら変わりのない戦争の風景は,ただ一つ,「ドラゴン」が戦力であるという点だけが異なっている。賢くチャーミングなドラゴン,テメレアと,元海軍戦艦長の人間,ローレンス。ドラゴンの本能や人間の欲望に揺られながら,戦争を通して深まる一人と一匹の絆を描いた作品である。史実とは異なっていく,戦争の行く末にも注目したい。

    *推薦者(農学)N.S
    *所蔵情報
    http://opac.lib.utsunomiya-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA84776565?caller=xc-search

  • 思ったより、かなり面白く、一気に読めた。
    ドラゴンであるテメレアが、可愛いし、健気。
    ストーリーも、史実を絡めているので、ミョーにリアル感がある。フランスやイギリスの空軍がドラゴンを操るなんて、楽しい。
    続きが早く読みたい

  • テメレアが可愛いので戦いのシーンは見てられない親心?

  •  ドラゴン!19世紀!軍人!異種族に芽生える深い絆!!!
     言いたいことは全部言った。いやもうほんとこれだけ。これだけで全部言った…
     頭の中で空中戦が上手く描けない残念脳なので、時々つまずくけど訳者さんは悪くないとだけ言っとく…。空間把握能力大事。

  • 久々のファンタジー
    テメレーかわいい

  • ずっと読みたくて、やっと読めた分期待値も上がっていて、そういう時は勝手にがっかりすることもままあるけど、でもこれはすごく楽しかった。
    テメレアとローレンスとの絆、ドラゴンと人との絆、お互いを想い合う姿がとても素敵。だからこそ、レヴィはあの担い手で本当に幸せだったのかなと思わずにはいられない。無邪気で可愛いあの子の最後の一瞬がその時だけでも幸福だったらいいな。

  • 注)ロマンスではない 
    ローレンス♂ * テメレア♂ 可愛い♥

  • 中学生の頃に読んだものを再読。
    テメレアと言うドラゴンの担い手になったことで今までの生活が変わるが、テメレアを信頼するローレンスがよかった。
    テメレアに本を読み聞かせるシーンは微笑ましかった。
    様々なドラゴンや担い手と出会い、成長や嫌な思いをしながら、戦うところは凄かった。
    ランキンの愛情を求めたレヴィタスが可哀想に思った。
    ローレンスは新たな部下に真摯に向き合って、好感が持てた。
    更にテメレアの秘密がわかって、これからの二人の活躍が楽しみ。

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著者プロフィール

【著者】ナオミ・ノヴィク Naomi Novik
1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。ジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)や、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。他の作品に『ドラゴンの塔』『銀をつむぐ者』「死のエデュケーション」シリーズなどがある。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす。

「2023年 『テメレア戦記 7 黄金のるつぼ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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