“It”と呼ばれた子 (幼年期) (ヴィレッジブックス N ヘ 1-1)
- フリュー (2003年7月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863326590
感想・レビュー・書評
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これは酷い(ToT)
酷いというのは、この書籍が酷いというものではない。
この本には、実際著者が経験した事実が綴られている。
想像を絶するような母親からの虐待。
いや、この内容は虐待などという言葉では表せないほど悲惨なものだった。
目を逸らしたくなるような残虐な行為が続き、読者の私でさえ震えあがるような内容であった。
世の中には親による子供への虐待が少なくないらしい。こういうことが現実に起こっているのだと認識しなければいけないのだろう。
家庭内のことは、外に露見し難いが、こんな切ない思いをしている子供がいると思うと、、、言葉も無い(ToT)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでいるとき、とっても苦しかった。だけど、読むべきだと思う。知るべきだと思う。目をそらさずに。
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筆者の実体験であるゆえ、残酷かつこと細かな表現がより一層私の心を抉り、最後までわからなかった彼の母親の気持ちもこの本を理解する上では難問だった。
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実話だからか覚悟しないと気分が悪くなってしまうくらい具体的で残虐な表現がたくさん出て来ます。
私も何度かこの本を読む手が止まってしまいました
でも、最後まで読んで良かったと思います
こんな事がありうるということを知らなければいけない。 -
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症例Aを読んだ後に、児童虐待について知ろうと思い読みました。著者本人の体験と知り、驚いている。
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生々しくて、読んでてどうしたら良いのかわかんなくなってしまう。。
でも読み進めてしまった。
子供にとってお母さんって偉大だ。。 -
母親から虐待を受け、人間として扱われなくなってしまった主人公を思うと胸が締め付けられました。
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全く知識がないまま、この本を読み始め、読めば読むほど、「これが実話でありませんように」と願わずにはいられなかった。途中で著者の名前を確認し、主人公と同じ名前であることを知り、愕然とした。これを読めば、実際に行われていた、また、実際に今もどこかで行われているかもしれない虐待が、それとは無縁の生活を送っている人々の想像を遥かに超えるむごさであることが分かる。読むのが辛いけれど、読む(知る)必要があると思った。本を開いた以上、彼の「思い出して書く」という途方もなく苦しい作業に、敬意を示さなくてはならない気がした。敬意を示す方法は、まず読むことだと思った。2巻目も読む必要がある。
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読んでたら食欲がなくなりました…