生粋パリジェンヌ流モテる女になる法則 (ヴィレッジブックス P ト 1-2)
- フリュー (2006年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863328235
感想・レビュー・書評
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なんか、思っていたものと少し違った。
・香水は必ずつけるもの
・デートには少し遅刻して
・愛人を持つことのすすめ
・セックスのルーティン化は駄目
・全身を鏡に映して自分を知る
・いつも笑顔で
・クローゼットの整理をする
・美しい姿勢でいる
・綺麗なランジェリーを買ってセクシーな気分に
・散歩に出てみる
・ファーストネームで呼ぶ
・メールは送るけど電話はしないこと
・彼の趣味に興味を持つ
……などなど、まあ、「あたりまえじゃない?」と思うところもしばしば。というか、これ系統の本にはよく書いてあることが連なっているともいえる。
とはいえブックオフで百五円だったので、こういう考え方もあるのねと参考になった。美しい姿勢は大事よね。ただ遅刻はないかな。電話するほどの遅刻はマナー違反と書いてあったけど、心理学にも多少遅れることで価値を高めるとあるけれどそれは相手より優位に立ちたいであるとか自分のほうが実力があるなら有効だったはず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そもそも、「モテる」という言葉の定義が未だに理解できない私にとって、なぜこの本を手にしたのが自分でも分からない。タイトルにパリジェンヌの文字が入っていたから、というのが有力説だけれども。
こういった系統の本だと、必ず、「作者は自分の国が自慢したいだけ」という批判を受けるけれども、その通りだと思う。そして、それのどこが悪いのかな、とも思う。誰だって、大なり小なり、自分の生活が一番居心地が良いはずで、それが本気で心底嫌なひとは、こんなライフスタイル本を読んでいるひまがあれば、とっとと現状を変化・改善するためにがむしゃらに何か行動を起こしているのでは?と。
だから、こういった本を読んでいる時点で、「まあ、私の生活も捨てたもんじゃないんだけど、盗めそうなテクニックがあったら、ひとつやふたつ拾ってあげても良いわ」くらいのスタンスで臨んだ方が、双方(書いた方も読む方も)精神的に穏やかに過ごせると思うんですが。
日本には日本の文化・歴史・好みがあるといった前提で、それでもこれは素敵、と思うものがいくつかあった。それだけで、収穫だと思う。
ただ、何度も読みたいかと言われれば、残念ながらそうではないし、彼女の提案する全てに諸手を挙げて賛成することもできないので、辛口評価です。 -
いや別に、モテたいから買ったとかじゃなくてね(笑)。
このドラ・トーザンて著者は、慶應でも講師をやっていた方で、
人間的に魅力のあるパリジェンヌなもんだから、
エッセィのようなものを出していると聞いて、興味が湧いて購入してみた。
しかもこのヴィレッジブックスシリーズって、
『ブリジット・ジョーンズの日記』等21世紀のオトメ向け新感覚小説なんかを多く出している所で、
前々から気に入っていたから尚更ね。
この本は、モテるハウツー本とかでは全然なくて、
方向的には比較文化論に近いかな、日本とフランスの。
しかもそれが、読んでいて非常に面白い。
どっちが間違っているとかではないと思うけれど、
「なるほどね、そんな考え方がパリではスタンダードなのね!」
みたいな、目からウロコなエピソードも沢山ある。
なまじ、日本もフランスも良く知る著者なだけに、
批判も忠告もとっても的を射てる。
たまに、カチンてくるようなくだりもあるんだけど、
それは多分、あたしはやっぱり日本人だからでしょう(笑)。
あー、でも、フランス人と結婚したら幸せそうだなぁ(笑)。 -
ママに買ってきてもらった。
こういう本は地味に好き。
この本は貞操がかわいい。