- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863329287
感想・レビュー・書評
-
この人の書く事件は相当凄惨。。。。
まぁリアルでも凄惨な事件は多いけども。
でも読後感は悪くない。
詳しいレビューはこちらへ↓
https://youyou-bookmovie.blog.ss-blog.jp/2021-08-28詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自らの家族を惨殺された過去を持つ、FBI特別捜査官スモーキー・バレットシリーズ第二弾。ある殺人事件が起きた家にただ一人の生き残っていた少女サラ。彼女がなぜかその現場に「スモーキーを呼ばないと自殺する」と言っているという。サラの日記から『ストレンジャー』という男が浮かび上がるが…。
あいかわらず何ともえげつない殺され方。サラに愛情を注ごうとする全ての人々は傷付けられる。ストレンジャーによってサラは彼の理想とする姿に創られていくのかどうか。虐待は虐待を、復讐は復讐を生む。その連鎖は人間の記憶からは消せないものなのか。
蛇足になるけれど、上巻で『サラの二重人格説』とか、『サラが黒幕で他人をマインドコントロールして殺させた』、『実は支局長が真犯人』とかちょっと思ったりした。あと、新キャラ、ボディーガードのカービーの活躍をもうちょっと見たかった。 -
事件が展開し、読みやすい下巻
壮絶な過去が多すぎて軽く扱われている気がする -
最後まで犯人がわからなかったのは、ほとんど犯人が出てこなかったから、それからFBIで暴れまくった犯人候補がなぜ007ばりの犯行ができるのか、ちょっとご都合主義。でも十分おもしろかった。
-
家族の惨殺現場で、ただ一人生き延びたサラ。彼女に付きまとってきた「ストレンジャー」の仕業だと彼女は証言し、日記にはその詳細が綴られて・・・。
このような小説を読むと、人間が持つ悪意は限りなく深く、読んで心が沈む。
犯人は、予想外の人物ではなく、ちょっと残念。