くそったれ、美しきパリの12か月 (ヴィレッジブックス F ク 5-1)
- フリュー (2008年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863329478
感想・レビュー・書評
-
う~ん。このフランス人的感覚があまり理解できない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自費出版から世界ベストセラーになった
イギリス人男性の書いたノンフィクション(?)小説。
フランスの会社にヘッドハンティングされ、
ロンドンからやってきたイギリス人男性(主人公)。
パリの文化の壁は厚く、イギリス人というだけで蔑視され、
頻発するストライキに翻弄され、街に溢れる犬の落し物に汚される毎日…
日本人から見ればヨーロッパなんて全部一緒だけど、
海1つ越えただけでここまで違うんだねっていう。
いやまあ、当たり前なんだけど。
世界ベストセラーだけあって最初は面白かったのだが、
起伏もなく単調なので正直途中で飽きた。
身近にフランス人がいる方、
冗談半分で読まれてはいかがでしょう。 -
この本も談話室をみて読んだ.
イギリス人のパリ体験記のたぐいかと思って読んでみようと思ったのだが,これは滞仏経験の長いイギリス人ジャーナリストが書いた小説だった.それもかなりふざけた筋でその中にイギリス人とフランス人の違いが見え隠れするという趣向.期待していたものとあまりに違ったので,どこでやめようかと思いながら最後まで読んだ.
フランスでビジネスをしようという人には面白いのかも. -
イギリス人がフランスで一年間苛められる話…エッセイかと思えば小説だったのね。多分に実体験含まれていそうだけど。
最初っから笑えた笑えた。もうイギリス人の軽快なシニカル大好きすぎる。皮肉なら湯水のように出てきます。しかもそれがフランスをこき下ろしているものだからもう。大好物だ。
本当に隣国なのになんでこうも違うんでしょう。相入れないね。でも主人公は気付いてないけどなんだかんだイギリス人も自国 is No.1とか思ってそうだし。フランスでイギリスを主張しちゃうとそれはねぇ。失せろこのアングロサクソン、って表情で見られるよね。
イギリスに帰って食事に堪えられなくなってるのが笑った。あと「お前喋り方がカエルっぽくなってるな」と。影響力強いねフランス。 -
ヘッドハンティングされたイギリス人が
パリの人々と生活になじんでいく物語。
ガイドブックと小説一緒になったようなものだから
パリの町並みを感じながら読めた。
これを映像でも見てみたいと思った。
パリの生活の裏側まで見れそうな気がする。
あーパリで暮らしたい