当事者が語る異文化としてのアスペルガー―自閉症スペクトラム青年期・成人期のサクセスガイド2 (Autism Retreat Japan)

  • クリエイツかもがわ
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863420007

感想・レビュー・書評

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  • 榎木たけ子さんとニキリンコさんの部分だけ読んだ。

    榎木さんが変わり者は良いことだと思えるような子供時代〜学生時代を過ごせて良かったと語る一方で、ニキさんが家の方針や決まりが窮屈なほどキッチリしていた方が良いこともあるのでは…と語っているのが興味深かった。
    そういえば泉流星さんも恵まれた両親と学生時代の影響で大人になってからが大変だった、みたいなことを著書で書いていた気が。

    また解説で服巻智子先生が就労支援者のための財政的基盤を!と言ってるのがゼロ年代的で泣ける。
    支援センターやその利用者が増えた割には納税者が増えず支援センターを利用してない人が経済的にとばっちり食ってる今では発達障害者支援のお金を増やすなんて無理だよ。
    というより最早そのうち2次障害や3次障害や知的障害の無い発達障害者は支援の対象から外されるんじゃないのって気すらしてるんだけど。

  • 外国人だと、外見が違うからか、なんとなく許させたりスルーされやすかったりすると思う。
    これが日本人だと、途端に異質あつかいになる。受け入れてもらえないよな。
    そんなことを感じました。

    内容は、とてもステキな前向きになる、講演録でした。

  • 生活の中での実体験なのでとても実感がありました

    アスペルガー(自閉症)に関係する五人の当事者自身による講演を書き起こした本で
    それぞれ独特の経験とそこから生まれたナマの生活感を知ることができます
    小説や評論と違ってドキュメントで、それも本人によるものは
    どこかにゆとりとユーモアがあって納得するチャンスをくれるようです

    ここに登場する自閉症者は知的障害を持ち合わせていないようです
    裏を読むことに長けていないと言うアスペルガー的思考の持ち主だと言うことです

    ここでこの本を読んで今まで当たり前だと思っていたことを再確認しました
    それは自閉症と知的障害を切り離して確認する必要があると言うことです
    それぞれを見た上で総合的に見て行くと言う
    二段構えで対処していく必要がありそうです
    もう一つは「症と障害」の字をはずさなければいけないと言うことです
    このことを常に意識しながら付き合っていかなければならないと思います

    彼らは職業としても大学の研究者とか翻訳者とか
    そのパートナーとなっている普通の人とか物書き達です
    つまり楽しめる人生と出会えた人は
    皆さん個人的世界を保ち易い環境で仕事を見つけ出しているようです
    たぶん、競争社会の会社員や役人や政治家とかは向いていないのでしょうから

    そうした仕事にしか出会えなかった人は
    矛盾に苦しんでいるのだろうと思いました
    四苦八苦しながら生き抜いている最中の人々の話も聞いてみたいと思います

  • 未読

    面白そう。

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