三菱総研の総合未来読本 Phronesis『フロネシス』〈01〉2030年の「クルマ社会」を考える (フロネシス 1)
- 丸善プラネット (2009年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863450240
感想・レビュー・書評
-
3
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:537.04//Mi63
-
読み込んでおらず。
-
2冊
-
仕事関連キマグレ3冊目。
自動車社会の今後、という軸での有識者の対談とか考察の本。
どちらかというと社会的・環境的側面からの考察が主軸。
ただし、半分はクルマとは直接は関係ない、流通網やライフスタイル話題。
…ということで、ちょっと硬派なライフスタイル誌が書籍化された感じの本で、スタンスは僕の好みじゃない。
CO2やコミュニティという観点で鉄道とかも混じって、スマートグリッドや価格面の考察、高齢化社会になったときのベターなクルマのスタンス、とかとか。
この手の分野でビジネスやテクノロジ以外の考察ってあんましない気がするので、その意味では有用な本かも。
「ライフスタイル」の事書いてる本は好きじゃないけどね。 -
三菱総研の総合未来読本フロシネス。「クルマ社会」を考えるという公私ともに興味のあるテーマに魅かれ読んでみることに。
自動車を主軸として、まちづくり、エコ、歴史、ネットショッピングの台頭、電車との共生などについて考察されており興味深かった。
中でも「ロボティスクがクルマを変える」は男心をくすぐる夢のあるテーマ。以下、要約と感想。
動力が電気になることで分散型のパワーユニットが可能になり、きめ細かい動きができるようになるだけでなく、デザインの自由度も格段に広くなる。もはや速く走れることが重要でなくなりつつある昨今、走りの性能では劣っていても何か特別なところでユーザーの心をつかむ新しい価値観のクルマが登場するかも。そうなってくるとクルマ市場に参戦してくるのは自動車メーカーに限らなくなってくるのかな。本書にも書いてあったけど、技術があってもまずはインフラや法律の整備が追いつかないとね。