- Amazon.co.jp ・マンガ (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863490581
感想・レビュー・書評
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思想が深い。
BLとかエロとか、そういうのは単に必要だっただけで、出来ることなら躊躇わずにより多く読んで貰いたい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルネッサンス吉田さんの愛を喰らえ、は大好きだった。
こちらの漫画も、言葉の紡ぎ方や思索には大変心惹かれる。
破滅的に身体を売り続ける主人公のあり方も同じだ。
倒錯的な愛し方しかできない人間も尖っていて魅力的。
ただ、私がこだわりの強い腐女子であるがゆえに、受くんが攻たちより小柄で貧相な体格をしていることがどうにも受け入れられず、読みづらかった……。 -
茜新地花屋散華 (EDGE COMIX)
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2013
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文学的作品と聞いたので読んでみました。
一通り読み終えるまでに、何度か「こういう話、どっかであったよなあ」と思う事が数回ありました。
引用している文学作品が元ネタになっているからだと思います。
どちらかというと、純文学たちの同人誌のように感じました。
文学オタクが書くBLのお話というか、よくよく考えればオリジナリティが余りないのでは…?
引用されている文学作品全てを読了していれば、物語の長い文章たちは理解できるはず。
骨はとっても単純で、BLネタ的には王道に近いと思います。
文学を絡めているので難解に思うのかもしれません。
今後、茜新地に出てきたキャラたちがルネッサンス吉田先生の手により、
更に独自性を持った話の中で活躍してくれればもっと評価が上がると思います。 -
救われないのに話でこんなにも言葉の意味のままなのは初めてです
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BL…BL?疑問符。
萌えがどうとかっていう問題じゃない気がする、もうここまでくると。21世紀に出た話なのに、まるで古書を読んでいるような感じ。いや、主人公の猫耳セーラー服コスプレとかはどう考えても現代だけども。でも作品中に終始漂うセピアがかった雰囲気は、どうにも幻想的で薄暗い。
うなぎの掴み取りの話はひどい(ブラックユーモア的な意味で) -
読み終わった後の心境たるや…。私が初めてルネッサンス吉田さんの作品を読んだ衝撃がこの本には詰まってました。
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中二病ぶりたい人にはいいかも。
自分を好きじゃないあなたが好き、というのは往々にしてあり得るのかな、と妙に納得。 -
この作品について語ろうとすると思うことが色々とありすぎて意味の通じる言葉で書ける気がしません。
とにかく愛してる!みんな幸せになりたい!!