聖誕祭-東京心中・5- (EDGE COMIX)

  • 茜新社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863495326

感想・レビュー・書評

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  • 完全にお仕事BLの地位を確立していて、それがとてもいい味を出している。それにしても矢野さんはブレないなー。デレのなさすぎる受けは好みじゃないのだけど、なぜかこのCPはぐいぐい萌えさせてくれる。

  • ★3.5。矢野さん(仮)の短編が可愛いー♪
    なんかだんだん業界ネタが分からなくなってきたよー。もっとイチャついてほしいのに、安定期入っちゃったし…。恋愛面は二の次だにゃー。オマケ漫画で補充していただけるのは嬉しいです。

    というか最後のAVは、関西弁がオカズというオチ?(笑)矢野さん想いながら1人Hしてたのかなぁ。忠犬宮坂(笑)

  • 5巻ですね♪ 矢野さん、大阪にいると思っていたよ… 私も宮坂と一緒に言ってくださいよ〜って思ったわw BL成分もきちんとありますが、相変わらずお仕事部分も面白い。へぇ、大変なんだなTVのお仕事も、と感心しきりです。ワンコ宮坂VSツンデレ橘のいい所で続くですね〜。次が待ち遠しい。番外編の矢野さん(仮)デイズも面白かった。

  • お仕事の話がとってもおもしろいからこの漫画大好き!
    宮坂と橘という、タイプの違うAD、二人ともそれぞれいいカンジに育つといいな♪

    宮坂作の、カバー裏の芋もちおいしそう!
    作ってビールのお供にしよう♪

  • 大阪転勤をしたものの、撮影などの事情で東京にいた矢野さん。基本説明をしない矢野さんのおかげで、モテオーラ振りまきまくる宮坂。すれ違っているようで、ちゃんと繋がっているふたりに幸せを感じる。。一緒に飯が食えるって簡単なようで難しいことなんだよなー。しかも矢野さんが、誰かに興味を抱くって、レンズ越し以外にはなかったんだろうな。。

    ユカさんが新番組を担当するにあたり、仕事仲間や宮坂の編集技術などにスポットがあたってます。そういう仕事を通して各々の性格を見ることができるし、TV業界の仕事に興味もでてくる。なんて面白い内容なんだろう!!これ、宮坂が映画撮るまで終わらないよね?ポールさんめげずに描き続けてくださいっ( `・ω・´ )ねっ!!

    最後の番外編で、矢野さん帰宅して煙草吸いながらジワってるシーン。。男くさくてヤバかった。それをぶち壊す宮坂によるラブコメ具合がベストバランス!ハマると抜け出せないこの世界観は他では読めないですよー!

  • ・お仕事>BL
    ・だけど安定のカップル(?)
    ・矢野さんのチラデレ

  • 大好きなシリーズですが、今回も?仕事中心でラブちょっと薄め?(笑)いつも矢野さんは薄めですが(笑)
    シリーズ物なんで特に説明はいらないと思いますので、ちょっと気づいたことを…
    あとがきに、『BLの読者さんはジャンルの概念にとらわれない方が多い気がします』ってあったんですが、
    よく考えてみればそうですよね!普通のヤクザモノの小説を読むかと言えば、見向きもしませんがそこに『BL』
    と付けば喜んで読む(笑)
    私は特に、はっきり言ってBL以外の本は殆ど読みません!特に小説とかは必要にかられて読まざるを得ない場合のみですね(そこまで言うか…)漫画は腐臭がするのだと(笑)喜び勇んで読んだりしますが。
    しかし、BLもジャンルがかなり幅広くなってきましたので、変な?知識が増えたりもします。(笑)時には新たな発見も!著者さまの努力の成せる技といいますか。
    ただ単に男同士がからみ合ってるだけのジャンルではないってことですね。
    これからも多種多様なジャンルをBLから(笑)多分死ぬまで読み続けるでしょうね(笑)

  • 今回は仕事の面での話が多かった

  • 東京心中の矢野さんの言葉は働く社会人の心の隙を突く。『アンタのドレイのママでイイ』の「お前が俺が大阪に行くことを嫌だと思うのはお前の自由だ 勝手に思っていればいい でもそれを表に出して俺を巻き込むな」「嫌だと思うことを嫌だと思うだけしかできないのか」…真理。矢野さん自身も人間の機微や感情に関してはとっても疎い人間だが、仕事を真面目にやるのが当たり前と信じて疑った事がない部分は働く人間のお手本だよ。与えられた状況で不満もありつつも如何に「やるか」を考えてやってきた人なんだろうな、って思う。こいつが嫌い、会社の考えが受け入れられない、ややこしい仕事はしたくない、とか、文句しか言わ事に労力割くのは無駄だ、ってとにかく「やり続け」なくちゃならんのだよ、給料貰ってる限り。テンポもあってサクサク読める感じに面白いんだけど、私にとっては現代人の深層心理を突く台詞がポンと入るので、実は物凄い脳みそ回転させながら読んでるので、腹が減るんだよ…糖分摂取しないと追いつかない、って状態になる(笑)
    宮坂が矢野さん恋しいと思う気持ちは宮坂サイドの事情、矢野さんは矢野さんなりに、他の人間とは違う対応を宮坂に対してしていると言うのが矢野さんサイドの事情。ここにほんのちょっと気付いたりする描写が入っているとこがリアルだなぁ、と。『聖誕祭 東京心中6』、安定の面白さ。
    好き=丸ごとその人を受け入れる、それがラブの証明と言う図式のBLがダメになったんだな、私…エゴを引っ込める事が相手への思いやり、って時点で萎える様になったんだわ。相手の人間の全てが一生解らないだろう、でもその人が好きだ、と言う気持ちがあるからこそ長く続く関係性になり得るんだろう。
    好きに理屈なんかねぇ!!
    自分を曲げる必要もねぇ!!
    読者を「ハッピーエンドで良かった」って喜ばす必要もねぇ!!
    「嫌い」と言う感情が正にそうだろう。
    好きと嫌いは反対語な訳だから、図式も同じはず。
    木原作品が好きなのは、相手に良く思われたい、と言う卑しい感情を抱く描写がほぼ無いからじゃないかな。ひたすらにエゴイスティック。それが「感情」だからだ。「愛情」も「感情」なのだ、理性で抑えきれないから「情」の一つなのだ。感情が生まれて理性が働いた時点でそれは「情」から「思考」に変わるんだろう。情に対して思考を持ち込んた時点で「情」自体の純度は下がるのだ。理性と感情は闘ったりしない。闘っていると錯覚するだけだ。どうやっても何をしても「情」を支持したい、優先したいが、それは「エゴ」として捉えられる可能性が高くなるから、自分をよく見せようと言う卑しさが出て、理性と闘っている風に感じてしまうだけなんだよ。
    宮坂が転々と職を変えていたと言う下り、あと両親との関係がどうだったのかとか、まだ出て来てない。器用貧乏で人当たりもいい宮坂が、何故同じ職場で長続きしなかったのか…やりたい事がなかったから粘り強く好きな仕事をやってる矢野さんに惹かれたのか…興味深い。
    矢野さん、酔っ払ってても上手にビールの空缶積むよな(笑)矢野さんは依然ヒロCでしか聴こえない…
    宮坂はわちゃでしか聴こえない…

  • あいかわらず、安定した面白さ。

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著者プロフィール

岩手県在住。代表作に『東京心中』(全9巻/茜新社)、『或るアホウの一生』(全4巻/小学館)など。現在、「OPERA」(茜新社)にて『一二〇〇年前の春』連載中。

「2023年 『ジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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