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- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863580510
感想・レビュー・書評
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リファインとは青木茂氏がリフォームやリノベーションとは一線を画す、建築の「再生」を示す言葉である。
つい最近、築40年の建物にエレベーターを増築するという計画があり、本書にもあるような「既存不適格認定」「構造評定」で頓挫したばかりだから、とても興味深く読んだ。
本書サブタイトルにもあるように、法規に正面から挑んで、古い建物を再生させ、新築と同じ性能にするという氏のスタンスおよび、その惜しみない労力の投資には感服する。スクラップアンドビルドが全盛だったバブルの時代から、実に22年間もこの方針を貫いてきたのだから。
一方で、ここまで法と向き合い、姉歯事件に端を発する法改正の内容には、「天下の悪法」と辛らつな言葉を並べながらも、現行法規は新築工事に関しては「ほぼ完璧」と述べる部分には、ちと納得がいかない部分もある。
もちろん、後段についてである。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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