かたすみさがし (新鋭短歌シリーズ8)

著者 :
制作 : 東 直子 
  • 書肆侃侃房
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本棚登録 : 22
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851269

作品紹介・あらすじ

しなやかな抒情
世界の片隅で様々な工夫をこらしながら
新たな挑戦を続けていくことだろう。
東 直子

自選短歌五首
3階の窓から空に向け飛ばす輪ゴム 神さま僕はここだよ

群れるときわたしは消える図書館の深くに史書の眠るみたいに

春の日に手を振っている向かい合うことは誰かに背を向けること

ストライク投げても受け止めないくせにミットかまえて「恋」なんて言う

いおうええあえいああいと舌の無い口に背中を押されて帰路は

感想・レビュー・書評

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  • TwitterやInstagramで、写真がとっても素敵だ。ちょっと甘すぎるけどかわいいがつまった写真撮るんだなーと思ってた 田中ましろさん。。

    まさか、男性だったとは…

    衝撃でした。

    そしてこれは、田中ましろさんらしい、QRコードつきの、新しい歌集だった。

    いやぁ、ほんとに女性と思ってた。。

  • だんだん歌集を読むことじたいがつらくなってきた。☆を何個つければいいのかわからない。

    君のこともう考えちゃいけないと一日ずっと考えていた

    君水金地火木土天冥海僕くらい離れて廻る教室

    恋人になれないならば孫がいい死ぬまでちゃんと愛してほしい


    アイデアがおもしろい。もう考えちゃいけない→もう考えない、ではなく、考えまくってる。君と僕の間に並べる宇宙。恋人になれないなら→いっそ忘れる、ではなく、孫になるから死ぬまで愛してほしい。チャーミングだ。

    歌集として読むには、もう少し文学的な闇がほしいかも。

  • とってもよかったです。

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著者プロフィール

1980年生まれ。大阪大学大学院理学研究科宇宙地球科学専攻修了。コピーライター、CMプランナー。2009年、短歌を始める。「夜はぷちぷちケータイ短歌」への投稿や、「短歌サミット2009」、「名短」など短歌イベントの企画・運営協力を経て、2010年、短歌×写真のフリーペーパー「うたらば」を創刊。短歌を広める活動に力を入れている。2012年、連作『告げられる冬』で短歌研究新人賞候補作に。2013年、「短歌男子」企画・制作。「かばん」所属。

「2013年 『かたすみさがし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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