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- 本 ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863851924
作品紹介・あらすじ
言の葉の上を這ひずり回るとも一語さへ蝶に化けぬ今宵は
この本は、一見すると、きはめて形而下的な契機によつて成立したやうに見える。しかし、詩歌といふのは、さういふ形而下的な動機を超えて動くものだ。
作者は、それまで長く続けて来たいくつかの仕事を辞めた。そのためもあつて、詩や歌をつくる悦びを覚えるやうになつた。どうやらその流れが、この本の底のところで、ささやかな響きを立ててゐるやうに作者は思つてゐるのだが、錯覚であらうか。
(著者あとがきより)
・ 短歌、詩、随筆を収録した第32歌集(第33作品集)。
・ 著者直筆の挿画、原稿を一部、カラーで収録。
感想・レビュー・書評
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「亡き弟の霊と対話しつつ,,」のエッセーがしみじみ良かった.あと表題作も好きだ.岡井氏の絵と短歌が何点か載っていて,その花の絵の素朴な味わいも良かった.80歳を超えて,ますます短歌の世界を切り開いていく感がある.
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