暮れてゆくバッハ (現代歌人シリーズ)

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  • 書肆侃侃房
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感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851924

作品紹介・あらすじ

言の葉の上を這ひずり回るとも一語さへ蝶に化けぬ今宵は

この本は、一見すると、きはめて形而下的な契機によつて成立したやうに見える。しかし、詩歌といふのは、さういふ形而下的な動機を超えて動くものだ。
作者は、それまで長く続けて来たいくつかの仕事を辞めた。そのためもあつて、詩や歌をつくる悦びを覚えるやうになつた。どうやらその流れが、この本の底のところで、ささやかな響きを立ててゐるやうに作者は思つてゐるのだが、錯覚であらうか。
(著者あとがきより) 

・ 短歌、詩、随筆を収録した第32歌集(第33作品集)。
・ 著者直筆の挿画、原稿を一部、カラーで収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「亡き弟の霊と対話しつつ,,」のエッセーがしみじみ良かった.あと表題作も好きだ.岡井氏の絵と短歌が何点か載っていて,その花の絵の素朴な味わいも良かった.80歳を超えて,ますます短歌の世界を切り開いていく感がある.

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著者プロフィール

1928年1月5日、名古屋市生まれ。45年、17歳で短歌をはじめ、翌46年、「アララギ」入会、51年、現在発行人を務める歌誌「未来」創刊に参画。慶應大学医学部卒業後、内科医師として、国立豊橋病院内科医長などを歴任。83年『禁忌と好色』で迢空賞、90年『親和力』で齋藤茂吉短歌文学賞、95年『岡井隆コレクション』(評論集成)全8巻で現代短歌大賞、99年『ウランと白鳥』で詩歌文学館賞、05年『馴鹿時代今か来向かふ』で読売文学賞、07年『岡井隆全歌集』全4巻を始めとする全業績で藤村記念歴程賞、09年『ネフスキイ』で小野市詩歌文学賞、10年『注解する者』(詩集)で高見順賞、11年『X(イクス)―述懐スル私』で短歌新聞社賞受賞。その他、著作は歌集・評論集含め多数。93年から宮中歌会始選者。07年から宮内庁御用掛。

「2018年 『注解するもの、翻訳するもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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