暮れてゆくバッハ (現代歌人シリーズ)

著者 :
  • 書肆侃侃房
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本棚登録 : 19
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851924

作品紹介・あらすじ

言の葉の上を這ひずり回るとも一語さへ蝶に化けぬ今宵は

この本は、一見すると、きはめて形而下的な契機によつて成立したやうに見える。しかし、詩歌といふのは、さういふ形而下的な動機を超えて動くものだ。
作者は、それまで長く続けて来たいくつかの仕事を辞めた。そのためもあつて、詩や歌をつくる悦びを覚えるやうになつた。どうやらその流れが、この本の底のところで、ささやかな響きを立ててゐるやうに作者は思つてゐるのだが、錯覚であらうか。
(著者あとがきより) 

・ 短歌、詩、随筆を収録した第32歌集(第33作品集)。
・ 著者直筆の挿画、原稿を一部、カラーで収録。

感想・レビュー・書評

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  • 「亡き弟の霊と対話しつつ,,」のエッセーがしみじみ良かった.あと表題作も好きだ.岡井氏の絵と短歌が何点か載っていて,その花の絵の素朴な味わいも良かった.80歳を超えて,ますます短歌の世界を切り開いていく感がある.

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著者プロフィール

1928年名古屋市生まれ。慶應義塾大学医学部卒。内科医。医学博士。1945年17歳で短歌を始める。翌1946年 「アララギ」入会。1951年現在編集・発行人をつとめる歌誌「未来」創刊に加わり、逝去直前まで編集・発行人をつとめる。1983年歌集『禁忌と好色』により迢空賞受賞。2010年 詩集『注解する者』により高見順賞を受賞。2015年『暮れてゆくバッハ』(書肆侃侃房)。『『赤光』の生誕』など評論集多数。日本藝術院会員。2020年7月10日心不全のため死去。享年92歳。2022年に遺歌集『阿婆世』(砂子屋書房)が刊行される。

「2022年 『岡井隆の忘れもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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