うさと私

著者 :
  • 書肆侃侃房
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本棚登録 : 28
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852327

作品紹介・あらすじ

「地味な兎ですが、ずっとつきあってください」
誕生日にもらったポストカードにはこう書かれていた。
私は決意した。
半月後、兎は私の右側に座っている。

「うさと私」の懐の深い日々の会話が、沈みがちな心にやさしい風を送ってくれる。まるで絵本のように大人の心に響く「うさと私」の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 小説なのか、詩なのか?と読んでいくといつの間にかうさの手の内で転がされて、最後までたどり着いてしまう。機構の良いよく晴れた日に木漏れ日の中か、縁側かにいるようなそんな作品でした。癒されること間違いありません。

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著者プロフィール

高原英理(たかはら・えいり):1959年生。小説家・文芸評論家。立教大学文学部卒業、東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。85年、第1回幻想文学新人賞を受賞。96年、第39回群像新人文学賞評論部門優秀作を受賞。編纂書に『リテラリーゴシック・イン・ジャパン 文学的ゴシック作品選』『ファイン/ キュート 素敵かわいい作品選』、著書に『 ゴシックスピリット』『少女領域』『高原英理恐怖譚集成』『エイリア綺譚集』『観念結晶大系』『日々のきのこ』ほか多数。

「2022年 『ゴシックハート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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