本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852372

作品紹介・あらすじ

【小説と翻訳と短歌を中心にした文学ムック】

わたしたちは誰もが重力というものに支配されています。

「たべるのがおそい」は、その重力を少し弱めてみたいと思っています。

読んでいるあいだ、少し動きやすく、歩きやすい、
それがこの一風変わったタイトルの文学誌の目標です。

西崎憲(編集長)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 小説とエッセイと短歌の文学ムック…って感じなのかな、「たべるのがおそい」
    明るい(?)森見登美彦、久し振りに読んだな…

  • たべるのがおそいvol.2をようやく。
    たべるのがおそいですが、面白かったです。
    今回の特集の「地図ー共作の実験」、津村記久子「私たちの数字の内訳」、森見登美彦「チーズかまぼこの妖精」、アンナ・カヴァン「カウント・ダウンの五日間」が好きでした。森見さんのお話はかわいい。
    短歌も面白かったです。

  • ヤン・ヴァイスが載ってるのを忘れてたよ、、、


    書肆侃侃房のPR
    http://www.kankanbou.com/kankan/item/751

  • 森見登美彦先生の 「チーズかまぼこの妖精」が素敵 チーズかまぼこと 妖精が 並び立っておかしくないのは 森見先生だから 奈良の自販機の後ろには 妖精の国があるのだ

  • 津村記久子「私たちの数字の内訳」
    森見登美彦「チーズかまぼこの妖精」
    など

  • 「じつはわたくしはチーズかまぼこの妖精であったのです。あなたに正体を知られたからには、こうして一緒に暮らしているわけにはまいりません。さようならーーぺっこり四十五度」
     敬愛する森見先生の「チーズかまぼこの妖精」は相変わらずヘンテコであった。聖なる〜の浦本探偵との久々の邂逅に心が躍る。アルパカ、否、ノラパカのかわいさたるや。

     津村記久子「私たちの数字の内訳」もよかった。女同士あるある。グループ内で、「好き」のエネルギーを奪われる感じ、すごくよくわかる。

     上記2名(+穂村弘氏)以外は、絶対に自分では手に取らないであろう人々の著作だったが、意外と楽しめた。詩や短歌、異国の作品は、新鮮さを私に注いでくれた。

  • 現代の日本作家を読む機会がなかなかないのですが、この雑誌では面白い作家がバランスよく入ってて、楽しく読んでます。森見登美彦など有名作家もいるし、海外の翻訳作品もあったりして楽しめます。
    「回転草」は色々と衝撃でした。そう来たか、と。西部劇のぐるぐる回ってる草にそんな過去が。これからあの草を見ると思い出すでしょうw

  • 今作は読了まで随分とかかりました。
    出張帰りの電車の中で読了。食べるの遅すぎ。
    津村さんは、心情の描写が巧みですぐ読了。
    共作の実験も、作家同士の表現の違いを興味深く楽しみました。
    前回の陰影が少し抜けてますが、まぁ満足、かな?

  • 好きな作家さんが寄稿されていたので購入しました。普段なら読むこともなかっただろう、いろんなジャンルの作家さんの短編や短歌、詩に触れることができ、とても新鮮な気持ちで読めました。

  • 森見登美彦 チーズかまぼこの妖精

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1954年生まれ。翻訳家、法政大学社会学部教授。フィクション、ノンフィクション、児童書など、多ジャンルにわたって翻訳を手がけ、特に海外のYA(ヤングアダルト)作品を精力的に翻訳し、日本に紹介。訳書は550点以上。主な訳書に『武器よさらば』(ヘミングウェイ)、『青空のむこう』(シアラー)、『月と六ペンス』(モーム)、『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(サリンジャー)、『リズムがみえる』(アイガス)など。エッセイ集に『サリンジャーに、マティーニを教わった』『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』など。日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』『怪談牡丹灯籠』など。ブックガイドに、『10代のためのYAブックガイド150!』、『13歳からの絵本ガイド YAのための100冊』、『翻訳者による海外文学ブックガイドBOOKMARK』など。

「2020年 『ゴーストダンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

金原瑞人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×