あひる

著者 :
  • 書肆侃侃房
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本棚登録 : 950
レビュー : 146
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852419

感想・レビュー・書評

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  • 今村夏子2冊目

    めちゃくちゃ好き

  • 表題作の「あひる」、そして「おばあちゃんの家」と「森の兄妹」。どれも気持ちが少しだけざわつくストーリーです。緑が多い、田舎町が舞台設定。

  • ダ・ヴィンチプラチナ本 2017年3月
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    アメトークで光浦靖子が紹介していた本。
    ざわざわ感が残る。なんとも言えないけれど面白かったかな。

  • 今村夏子こわい…なんなん…

  • 【郷愁をさそう】

    芥川賞候補となった小説を読んでみました。
    この本は「アヒル」「おばあちゃんの家」「森の兄妹」の三編で構成されています。
    私は読むのは遅いほうなのですが、すぐに読めました。早い人は数時間で読めるボリュームです。

    この本を読みながら思い出すのは田舎にある実家で過ごした小学生時代や、もっと田舎にあるおばあちゃんの家でした。

    友達の家のすぐ裏には山がありすぐに木の実を食べられる環境でした。また、田舎のおばあちゃんの家はおじさんの家の敷地内にある二間しかない小さな家で、まさにインキョという感じでした。

    郷愁をさそわれました。

    また表題作の「アヒル」は、主人公の両親が抱えるさみしさのようなものが伝わってきて、少ししんみりしてしまいましたが、ラストはほのかにあったかくなります。

    「おばあちゃんの家」と「森の兄妹」はつながっているんですね。なぜみのりがおばあちゃんのことでざわざわしなくなったのか、わかりました。

  • 森の兄弟 傑作

  • なんかスッキリしない本だった。大きな衝撃などは何もなく、たんたんと運ぶ物語。こんなに何も感じない本があるのだなって。読んだばかりなのに、もう内容を忘れようとしている。普通の家族の普通の話。なのに、何か気持ち悪い。

  • ようやく読み終えることができた。表題作「あひる」は少し前に読んだけれど、日本の純文学を読むのは久しぶり。
    『こちらあみ子』でもそうだったけれど、この人は独特の「不穏な空気」を書くのがとてもうまい。日常のあるかもしれない、あるいはありそうでなさそうな、そのギリギリのラインをついてくる。

  • 子どもの頃、とても多感な人だったらこのザワザワ感が分かると思う。読んだあとに気持ちがスッキリするものではないけれど、こんな短編小説が読みたかった。

  • 今村さんってなんでこんなにゾワっとする作品を書くのが上手いんだろう…すごいぞわぞわした。とくに芥川賞候補に挙がった表題作のあひるがぞわぞわ。止まらない。
    星の子でも宗教的に触れてたけどなんか縁があったのかな、宗教的なことに、と思ったり。
    あひるののりたま…ぞわる。
    おばあちゃんの家も不気味すぎて怖いし、怖いというか本当に起きそうで怖いし…面白かった! すごーく。

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著者プロフィール

今村夏子(いまむら なつこ)
1980年広島県生まれ。2010年「あたらしい娘」で第26回太宰治賞を受賞。「こちらあみ子」と改題、同作と新作中短編「ピクニック」を収めた『こちらあみ子』で2011年に第24回三島由紀夫賞受賞。2016年、文芸誌『たべるのがおそい』で2年ぶりの作品「あひる」を発表、同作が第155回芥川龍之介賞候補にノミネート。同作を収録した短篇集『あひる』で、第5回河合隼雄物語賞受賞。2017年、「星の子」で第157回芥川龍之介賞候補ノミネート、第39回野間文芸新人賞受賞。 2019年、「むらさきのスカートの女」が第161回芥川龍之介賞を受賞した。

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