絶体絶命文芸時評

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863854154

作品紹介・あらすじ

批評から創作へ



映画の人、音楽の人、演劇の人、そして文学の人へ。多面体ゆえに球はどこからでも飛んでくる。しかもいつも真剣勝負だ。長年の批評者から創作者へと切り込んだ彼の時評は、核心を突く。創作の道で迷ったら読んでほしい。



佐々木敦、たぶん最後の文芸時評。





文芸時評をやるにあたっての私の方針は、とにかく愚直に(頑固に?)、なるべく小説を取り上げていこう、ということだった。まずは何を措いても「小説」を評さなくてはならない。文芸誌には文芸誌にしか載らないような、或る種の(この「或る種の」が問題なのだけど)小説が載っている。私はそれをとても興味深く、好ましいことだと考えている。

(著者あとがきより)

感想・レビュー・書評

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  • 吉祥寺「古書防破堤」が1周年 10坪の店内に古書1万冊 - 吉祥寺経済新聞
    https://kichijoji.keizai.biz/headline/2996/

    『絶体絶命文芸時評』佐々木敦|エッセイ・評論|書籍|書肆侃侃房
    http://www.kankanbou.com/books/essay/0415

  • 『こちらあみ子』を読みたくなる読解だった。
    不在と存在の話はいつか考えてみたい。
    本を読むことは難しくて、そして面白い。

  • 2024/6/9購入
    2024/11/23読了

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著者プロフィール

佐々木 敦(ささき・あつし):1964年生まれ。思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。映画美学校言語表現コース「ことばの学校」主任講師。芸術文化の諸領域で活動を展開。著書に『増補・決定版 ニッポンの音楽』(扶桑社文庫)、『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『ゴダール原論』(新潮社)、『ニッポンの文学』(講談社)、小説『半睡』(書肆侃侃房)ほか多数。


「2024年 『「教授」と呼ばれた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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