現代アメリカ文学ポップコーン大盛

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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863854314

作品紹介・あらすじ

文学からアメリカのいまが見えてくる。更新され続けるアメリカ文学の最前線!





「web侃づめ」の人気連載ついに書籍化。ブラック・ライブズ・マター(BLM)、ノーベル文学賞を受賞したばかりの詩人ルイーズ・グリュックなど最新の動向についても大幅に増補した決定版!



座談会「正しさの時代の文学はどうなるか?」(ゲスト:柴田元幸さん)を収録。







<登場する人物> 



ドン・デリーロ、ルシア・ベルリン、ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー、モナ・アワド、アルフィアン・サアット、ジェスミン・ウォード、トニ・モリスン、チャック・パラニューク、モニク・トゥルン、コルソン・ホワイトヘッド、ローレン・グロフ、ハニャ・ヤナギハラ、カルメン・マリア・マチャド、ジーナ・アポストル、ブレット・イーストン・エリス、ピーター・オーナー、パトリック・デウィット、ジェイク・スキーツ、シェリー・ディマライン、シークリット・ヌーネス、ロクサーヌ・ゲイ、多和田葉子、ミチコ・カクタニ、ショーン・ペン、ルイーズ・グリュックほか







<登場する作品> 



『アメリカン・サイコ』『ハミルトン』『サブリナ』『ファイト・クラブ』『フライデー・ブラック』『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』『ビラヴド』『ゲド戦記』『マレー素描集』『友だち』『マギー・ブラウンその他の人々』『ポイント・オメガ』『ハックルベリー・フィンの冒けん』『シスターズ・ブラザーズ』『掃除婦のための手引き書』『ブラッグズヴィルにようこそ』『見えない人間』『彼女の体とその他の断片』『スピン』『サウスパーク』『13の理由』『デトロイト ビカム ヒューマン』ほか

感想・レビュー・書評

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  • なぜカニエ・ウェストは人種差別的な小説に惹かれた? 現代アメリカ文学が描く“時代”を気鋭研究者が徹底分析!|日刊サイゾー
    https://www.cyzo.com/2020/12/post_263355_entry.html

    現代アメリカ文学ポップコーン大盛|書肆侃侃房 web侃づめ|note
    https://note.com/kankanbou_e/m/m7a6f6213da27

    『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』|エッセイ・評論|書籍|書肆侃侃房
    http://www.kankanbou.com/books/essay/0431

  • 「現代アメリカ文学」っていう響きに、研究っぽい響きに、憧れだけで買ってしまった。。。
    中身はわたしには難しくて(そもそも未訳の本が多くて、英語で読んで、ってことなんだろう)、ほとんど斜め読みなんだけど。大学院生とか講師とか教授とか研究者の方々はこういうことを研究してるんだなーという雰囲気にひたる。。。(大学生のころもっともっともっとちゃんと勉強して大学院とか行けてたら(無理だったろうけど)、こういう研究とかできてたんだろうか(無理だったろうけど)。みんな頭いいなあーとか。翻訳もこのくらい頭よくないと無理だったんだなあーとか。)

    でも、最先端?のアメリカの文学はこんな感じっていうのがなんとなくわかったような気にはなって楽しかった。それにしても、個性的というか風変りな小説が多くてわたしはたぶん読まないだろうなあとか。(奇妙な話が苦手。そういう頭が固いところも頭が悪いってことなのかも。)

    余談だけど、よし買おうと決断したいちばんの理由が、ドラマの「ダイエットランド」に触れられていたから。ジュリアナ・マルグリーズ出演だったので楽しみに見たけど、まったくわけがわからない感じで2話くらい見て挫折したんだった。最後まで見てもよかったかも、と思った。シーズン1で打ち切りだったけど。

  • 良き本。アースシー関連本。
    ドのつくマニヤ翻訳家の方々によるマニヤック未邦訳紹介本。愛しかありません…
    翻訳家の方々には本当に感謝しても仕切れないのに(英語翻訳技術が低すぎるので)それなのにこんなに素敵な本まで出してくださるなんて…

    図書館システムでルグイン関連資料を捜索中に発見。そのまま予約し借りて読み始めましたが、ラフカディオ・ハーンについての本の紹介もあったので購入しました。これが運命…?奇妙な果実は積読中です。
    青木耕平氏による素晴らしいアースシー評と、ルグイン死後に発表された未邦訳短編についての紹介、抄訳があります。買う価値しかない…。
    青木氏、ぜひfirelight邦訳してほしい…すばらしい文章でした。そしてわたしも買っちゃいました、豪華版アースシー。装丁が美しすぎます…

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  • 「これオモロそう、まだ読んでない」「未訳」ってのが楽しみにしてええのかがっかりなのか微妙なところ。
    あと、元々WEB連載やと思ってたからなのか画像拡大したい時に思わずタップしちゃって「紙やんけ」ってなったり。

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著者プロフィール

1984年生。出版社勤務を経て、一橋大学大学院に進学、1990年代のアメリカ小説/文化を研究する。現在、東京都立大学・武蔵野美術大学非常勤講師。主な論考に「アメリカの裏切り者」(『アステイオン』93号)、「神話を書き換え、高く翔べ──ジェスミン・ウォードとアメリカの十年」(『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』付属解説)、「『ビラヴド』と、その時代」(『ユリイカ』2019年9月号)。

「2020年 『現代アメリカ文学ポップコーン大盛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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