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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863854406
作品紹介・あらすじ
光漏る方へ這ひゆくひとつぶの命を見つむ闇の端より
早朝の水質検査が終わるころ
斜めに差してくる幾本もの光
まっすぐ歌がやってくる
【自選5首】
言葉を五つ児が覚えたるさみしさを沖の真闇へ流して帰る
生なべて死の前戯かも川底のへどろ剥がれて浮かびくる午後
詩が僕を訪ねないので浜を這ふ蔓菜に死者の記憶を語る
うみそらの澄みゆく朝に切る舵の肌寒を妻と分かちたきかな
海沿ひに二年を生きて去るわれへ朝の汽笛は低く響けり
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著者プロフィール
黒瀬珂瀾の作品






前書かれていた黒瀬珂瀾さんの歌集、お読みになったのですね。
黒瀬さんの子供の短歌、素敵です...
前書かれていた黒瀬珂瀾さんの歌集、お読みになったのですね。
黒瀬さんの子供の短歌、素敵です。
ああ、子供ってこんな感じ、と、うそぶいてしまいそうになるほど、リアリティあります。育てたことないんですけど。
リンク先の記事も興味深く読みました。
一本道でいかない、面白い経歴の持ち主なんですね。
また、気になる歌人ができてしまった…。
できれば、歌を読んで、これはこの歌人!と、わかるレベルまで、鑑賞力を身につけたいです。
コメントありがとうございます!嬉しいです☆
リアリティありますよね、子ども私も育てたことないです...
コメントありがとうございます!嬉しいです☆
リアリティありますよね、子ども私も育てたことないですが想像できちゃいます。
溺愛っぷりと父である自分より母(妻)の方が慕われていることを詠うのも片想いみたいで切なさがぐっときます。
どんなお声なのか気になる歌人です。
おお、これはこの歌人!ってわかるとは、かなりのハイレベルですなっっ
感動する歌いろいろあるのですが、記憶低下なお年頃でなかなか覚えられないです(汗)