牧野植物園

著者 :
  • 書肆侃侃房
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 33
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863855229

作品紹介・あらすじ

閉ぢられてある鏡にて白鳥は漆黒の夜をわたりの途中


記憶を歌にする。
ますます研ぎ澄まされていく渡辺松男の歌は
限りなく清明で美しく生命溢れる。



【収録歌より】

土佐の牧野植物園へ飛ばしたり日差しとなりてわたしのからだ

団子虫のやうなる涙吊るすときここから俺は号泣をする

皺くちやの細目の奥のかなしみのその奥のおく虚空燦燦

著者プロフィール

1955年群馬県生まれ。歌集に『寒気氾濫』(現代歌人協会賞)、『蝶』(迢空賞)、『牧野植物園』(芸術選奨文部科学大臣賞)等。句集に『隕石』。「歌林の会」会員。

「2023年 『時間の神の蝸牛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺松男の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
左川ちか
村田沙耶香
リンダ・ノックリ...
スタニスワフ レ...
アンナ カヴァン
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×