- Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863891289
感想・レビュー・書評
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綺麗で端正な訳です。童話というにはせつなく、心破れたものの想いを綴るお話が多いですが…。やっぱり私は、叶わぬ愛や、この世では結ばれぬ純愛のお話に惹かれました。『すずの兵隊さん』『ひなぎく』『人魚の姫』。
人生のゆくたてを思わせる『もみの木』。オリエンラル趣味を反映した佳編『ナイチンゲール』。
2では、『赤い靴』が、とてもよかったです。
小さな頃はみじめに思えて悲しかった『マッチ売りの少女』も、今読むと、こんな形でしか幸せになれない人生もあり、せめて救いがあったこと、清冽な文章に涙を誘われました。
活字や用紙、挿絵も上質で、ゆったり読むには最適。立原えりかさんの解説も、お話の直後に入っていないと、つい飛ばしてしまうと思うので、これはこういう編集で良いと思います。
心寂しい、人といたくない日。愛した人さえも遠い日に、ゆっくり読むもよし。お子さんと一緒にお母様が読まれるもよし。まさに愛蔵版ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1巻のもみの木を目当てに手に取りました。
今はちょうどそんな時期です。
装丁が赤で布で金の天使がついていてとても素敵です。
もみの木
若さとは。ないものねだり。隣の芝生。自分のことはみえない。今を生きるのは難しいことたなぁと思いました。失って初めて大切なものにきがつくとはこのことかなぁ。
しかし、視点を変えると物事って違ってみえるものだなぁ。
マッチ売りの少女
あまりにも有名なタイトルのお話。改めて、あぁ。こんな内容が正式なのねとおもいました。ツリーもでてきて、あのもみの木を外からみていたのかなぁって。出版されたのは、1848年43歳のとき。
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4/2はこどもの本の日
アンデルセンの誕生日にちなみ制定されました。
愛蔵版のうつくしい装幀がすてきなこちらを。 -
図書館で借りた
クロス装 エンボス 小口が金
豪華…
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