ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 3-1 (ハリー・ポッター文庫)

  • 静山社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863891647

作品紹介・あらすじ

闇に光る黄色い目。死神犬グリム。そして両親の末期の声を聞かせるアズカバン監獄の看守、吸魂鬼。2つの影に怯えるハリー。折しも脱獄犯がホグワーツに押し入った。ふとしたことからハリーは、両親を死に追いやったのがその脱獄犯と知る。闇の帝王の忠実なるしもべの名前はブラック。脱獄の狙いはハリー…。

感想・レビュー・書評

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  • こっそり宿題をしたり叔母さんを膨らませる〜最高級の箒・ファイアボルトを貰うまでの話。

    前作を読んでから間があいたが、やっぱり夢中になって読めるハリーポッターは良いなぁ。

    ルーピン先生の貧困そうな服装や具合の悪そうな描写が多く、映画で既に理由を知っているだけに、ますます可哀想に思ってしまった。
    (あのローブのざまを見ろよ。僕の家の屋敷しもべ妖精の格好じゃないか。p209〜などとマルフォイが聞こえよがしにひそひそ声で言ったり)

    クリスマスの昼食エピソードがお茶目でとても好きだ。
    〜寮の机は隅に寄せられ、長テーブルに12人分の料理や椅子の用意があり、殆どの生徒は家に帰っていて先生と生徒含めてこれだけしかおらず、校長がそうゆう風にしたらしい。校長ははしゃぎながらスネイプにクラッカーを渡して、スネイプがクラッカーの紐を引くと、音と共にスネイプの頭にパーティ帽がのり、ネビルの叔母さんの格好をさせられた真似妖怪を思い出してハリーとロンが笑うも、スネイプは校長に帽子を押し付け、校長は自らの帽子を外してパーティ帽を被る。トレローニー教授が飛び入り参加するが、13人という縁起の悪い数に難色を示すも、マクゴナガル先生が窘める。〜

    >映画になかった場面
    「かくれん防止器」のスニーコスコープp17、
    「高級仕上げ箒柄磨き」p20、
    ダーズリー家の自室にて怪物の本と格闘p22、
    マグル界のテレビでもシリウス・ブラックは凶悪犯として指名手配されているp26、
    ナイトバスにてハリーはネビル・ロングボトムと名乗り、漏れ鍋でハリー・ポッターであることがばれ、中まで車掌のスタンと運転手のアーンは荷物運びに着いてくるp50、
    夏休みの残り2週間は漏れ鍋11号室に泊まって毎日ダイアゴン横丁を散策するp73、
    ある日アイスクリームパーラーにてロンやハーマイオニーと再会p81、
    ハーマイオニーがペットショップでクルックシャンクスと出会うp87、
    汽車でハリー達のコンパートメントにマルフォイらがからかいにくるp119、
    吸魂鬼の侵入による混乱でジニーとネビルも何事かと出てきた拍子にハリー達のコンパートメントへp126、
    透明な馬で引かれているという馬車の描写p129、
    マクゴナガル先生がハリーへの心配とハーマイオニーに逆転時計を渡してるであろう呼び出しp131、
    カドガン卿p147、
    トレローニー教授の教室への行き方が階段の踊り場からさらに銀色の梯子を登る。そして第一回目の授業は生徒への胡散臭い予言がいくつもなされるp151、
    マクゴナガル先生はトレローニー教授や占い学が好きでは無いp162、
    魔法薬学にてマルフォイはヒッポグリフで受けた怪我のため腕が使えないと訴え、スネイプがロンやハリーにマルフォイの分の材料の準備をさせるp182、
    ハーマイオニーの逆転時計を使ったらしい描写p192、
    ルーピン先生をからかうピーブスp194、
    まね妖怪の変身(ミイラの首が落ちたり、蜘蛛の手足が無くなって転がるなど〜映画ほどコミカルではない)p204、
    ホグズミードに行けないハリーp227、
    スネイプが煎じた薬を飲むルーピンp232、
    太った婦人の経緯はピーブスが語るp238、
    ハリーのホグズミードへの行き方(透明マントは使わない)p288、
    三本の箒にてブラックとポッターの話はハリーら3人とも耳にするp300、
    最高級の箒・ファイアボルトが匿名でクリスマスプレゼントとしてp333、
    クリスマスのランチ(先生を含めて12、13人だけ)p340

    他、ヒッポグリフで飛行したハリーだが、映画のような感動表現ではなく、とにかく箒と違って不安定なので必死にしがみつく描写だったのが現実的で面白かった。

  • ワクワクさは変わらない。けども怖さも増えてきた。ハリーが少し可哀想だったり、ハーマイオニーとロンとの間に衝突が増えてきたり、何だか普通の中学生くらいって感じがする。

    沢山の謎とハラハラが、後半でどう片付いてくるのかが気になっていたりする。後半も楽しみです。

  • いよいよ3巻。
    ここではまずホグズミードの魅力でしょう。
    バタービールってどんなの? ビールって名前だけど、
    未成年でも飲んでいいの??
    これはまだ映画版を見ていないので、ホグズミードが
    どんな風に描かれているかだけでもぜひ見てみたい!!

    • なめこさん
      はじめまして、こんにちわ。
      私もまだ映画版を見ていないので、とても気になります!!!

      ホグズミード。。どんな風に描かれているのか想像...
      はじめまして、こんにちわ。
      私もまだ映画版を見ていないので、とても気になります!!!

      ホグズミード。。どんな風に描かれているのか想像しただけでもワクワクしますね♡

      地図のシーンはハラハラどきどきしました!
      地図も見てみたいですよね♪


      バタービールどんな味がするのでしょうね(〃゚σ¬゚)ジュルリン..

      >未成年でも飲んでいいの??
      私も同じことを思いました。(^_^;)



      本棚を拝見しました!
      年号ごとに分けられていて、とても見やすいです♡
      こういう分け方もあるんだなって参考になりました!

      フォローさせていただきました(〃ω〃)

      突然のコメントすみませんでした。。
      2014/02/13
    • oyumyさん
      なめこさん、コメント&フォローありがとうございました!
      本棚拝見させてもらいました。私も好きな本がたくさんあり、私もフォローさせていただき...
      なめこさん、コメント&フォローありがとうございました!
      本棚拝見させてもらいました。私も好きな本がたくさんあり、私もフォローさせていただきました、よろしくお願いしますm(_ _)m

      ハリー・ポッター、いまちょうど読み返しているところです!
      何度読んでもワクワクしてくる作品ですよね。
      2014/02/14
    • なめこさん
      oyumyさん、こちらこそフォローと返信をしてくださってありがとうございました!!


      >私も好きな本がたくさんあり、私もフォローさせ...
      oyumyさん、こちらこそフォローと返信をしてくださってありがとうございました!!


      >私も好きな本がたくさんあり、私もフォローさせていただきました、よろしくお願いしますm(_ _)m

      嬉しいです。。ありがとうございます!
      こちらこそ宜しくお願いいたします(#^^#)

      私はハリー・ポッター初めて読んでいます!
      今アズカバンの3-2を読んでいるところです♡

      映画は全巻読み終わったら見てみようと思っています♪

      >何度読んでもワクワクしてくる作品ですよね。

      はい(〃ω〃)
      ハリーたちと一緒に冒険しているような、ドキドキワクワクしますよね☆☆

      大きい本が小さい文庫本になって、とても嬉しいです♡
      2014/02/15
  • 電話のシーンが面白くて、笑ってしまった。マグルの方は魔法が怖いのだと思うが、魔法使いの方は最低なマグル代表とも言えるダーズリー一家の大黒柱に恐怖を与えられたことだろう。

  • 吸魂鬼が管理するアズカバンでみんなどうやって生きていられるんだろう 笑

  • 実はこの三巻だけ、子どもの頃買ったのですが読みませんでした。本の途中で急に文字が大きく書かれていて、子どもながらに「なんじゃこの本!」と思ったのがきっかけでした。そういうわけでこれはある種のリベンジです。
    ハリーはかなり激情型ですが、これはホグワーツのせいではないでしょうか。確かにダドリー一族はかなりの人間のクズですけど、一巻冒頭に比べて随分気が短くなったような……。グリフィンドールに入ったから? スリザリンならもう少し狡猾だった? ホグワーツって情操教育とかなさそうですもんね……。

  • ハリポタシリーズ、第三作。ここからは内容を全く知らない(映画版も未視聴のため)。両親の死の真相がまた少し語られ、新たなキーキャラ?登場。その名もブラック。後半はどうやって学園内に侵入して来るのか楽しみですな^^ その他にも、幸せを吸い尽くす“吸魂鬼”<ディメンター>、変な猫?、新しい先生方など何人か登場しています。

  • 公開当時に見た映画や初読みでは気づかなかったが、第1巻の始めに、ハグリッドが乗っていた空飛ぶバイク(赤ん坊のハリーポッターを連れて)は、ブラックに借りたという事のやり取りがされていた。読み直すと、細かいところがわかってくる。

  • マルフォイがひどいな…笑ってしまう…。

  • 先ほど読了。「ハリー・ポッター」シリーズ第3巻の前半。
    1巻からずっとそうだけど、ホグワーツの先生方のえこひいきっぷりが、あからさまですごい。イギリスの学校が基本こうというわけではないだろうから、魔法学校だから、っていうことなんだろうけど。そしてやっぱり、ローリングは女性嫌いなのかな、という気がしてしまう。
    途中で自然消滅せずに、全巻読もう。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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