ハリー・ポッターと炎のゴブレット〈4‐3〉 (ハリー・ポッター文庫) (ハリー・ポッター文庫 9)

  • 静山社
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863891685

作品紹介・あらすじ

魔法界の一大イベント「三校対抗戦」。ハリーはさまざまな助けを得て第二、第三の課題をクリアする。しかし、その裏ではひそかに邪悪な計画が進行していた。ついに優勝杯に手をかけた瞬間、世にも恐ろしい光景がハリーの眼前に広がる。「死の呪い」の恐怖。闇の帝王の…。

感想・レビュー・書評

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  • 映画ではクラウチはあっさりと殺されていたし、クラウチJr.は真実薬を飲んだ場面でもざっくりとしたやりとりしかなかった。
    本書では二人の行動が謎解きの真相として詳しく説明されており、特に読み応えがあり面白かった。マッドアイが復活し挙動不審になっているところは気の毒すぎて笑ってしまった。
    結局、カルカロフはどこへ行ったのだろう?

    また、フレッドとジョージが資金集めに奮闘している行動もちらほらあり、話の〆としてハリーが得た優勝賞金を渡し、これからは笑いがもっと必要になるはずだ、みんなを笑わせてくれ、という台詞はとても良かった。

    ウィンキーも謎解きの重要な鍵であったが、映画で登場させなかったのは意外だった。
    ハリーがトムリドルの墓から戻って以降、医務室で眠って回復を待つ時も、ダンブルドアの各先生らへの指示でブラックにもウィンキーにも配慮しているところや、ハリーへも質問はしないよう周りに念を押したり、気配りがさすがだなと思った。
    それでも、ブラックとスネイプの握手は無理があったが笑

    また、リータに対するハーマイオニーがなかなか残酷だった。ろくなことをしないので黙らせておくに越したことはないのだが、いくらコガネムシの姿とはいえ監禁であり、ロンドンに着いたら放してあげるつもりよ〜などとハリーやロンに軽く説明していたが…人1人(しかも大人を)監禁してロンドンで解放するというのを恐ろしく思うのは、私の感覚の方がおかしいのだろうか笑

  • まさか……まさかあのムーディさんが。。。。
    衝撃だった。
    セドリックが死んでしまうことは何となく覚えていたけど、読み終わったあとはとてつもなく悲しかった。

    これから始まる悲しみの序章に、、中々憂鬱な気分でもある。覚悟を持って、これから先を読まなくてはならない。

    というかよく考えたら、ムーディ(偽)がネビルの父母を精神病に追い込んだわけで。
    ということは、それがわかった上でネビルの前で磔の呪文をやったのか…… やべえな。

  • 毎回、ロンと喧嘩しちゃうとこは辛い〜
    ルーピン先生いなくなったのも辛い〜
    からのムーディ。
    セドリックの父親、クィディッチワールドカップの時から、ハリーを嫌ってる感じというか、、どうしても好きになれなかったけど、最後ハリーを責めるわけでもなかったとこはなんか逆に苦しくなったなー、、
    クラウチさんの秘密については一切覚えてなかった笑 息子とお母さん入れ替わってたとは、そして服従させられて監禁されてたって、、バーサの行方不明が関係ないようで関係してたあたりは小学生の頃にはあんまり理解できなかったとこ。
    パーシーがクラウチさん崇拝しすぎてホント気持ち悪かった

  • もう映画を観たことある方もご存知の通り、遂にヴォルデモートとハリーが二度目の直接対決。小説の方は映画と僅かながら内容が違う部分がチラホラ。以前ハードで読んでいた時はここら辺から不死鳥の騎士団を経て、キャラクター達の情緒不安定っぷりに意味がわからず不死鳥の騎士団で読むのを諦めてしまったが、本当になんとなーくだが、思春期特有の感情のブレというか。そういうのが垣間見えてわかった気もする。さて。このまま不死鳥の騎士団に進む。

  • 正直、私はネビルの次にセドリックが好きだった。彼が死の呪文をかけられて亡くなるシーンは、印象に残っている。

    遂に、闇の帝王が復活してしまった。映画を観ているため流れは分かるが、原作でじっくりとその流れを辿っていきたい。

  •  遂に復活するヴォルデモート。
    ページが進むごとに、物語が熱を帯びてくる。
    誰が敵で、誰が味方なのか。

    仲間(セドリック)の死は悲しく、
    スネイプとシリウスの和解(?)はすごく嬉しかった。

    次の巻が待ち遠しい。

  • 最後の方で一気にシリアスな展開になりましたね。ここから映画は暗くなっていくんだよね〜。
    でも謎解きみたいで面白かったです。

  • ビルってウィーズリー家の中でもかなりのイケメンなんでしょうね。
    チョウチャンはめちゃくちゃ美人で、ハーマイオニーはそこまででもない、となると映画の中のイメージが邪魔をしますね。ここは少し本を先に読んだ方が楽しかったな、と思います。
    ウィーズリー家とハリーはかなり親密だなー

  • ハリポタシリーズ、第四作。ゴブレットにハリーの名を入れた犯人がまさか勝山wだとはね、驚きだ。まあ、初めから怪しいヤツではあったが。 「あの人」の復活シーンは今作の見所の一つ。次巻以降はより激しい戦いが見れそうで楽しみ^^

  • しばらく前に読了。「ハリー・ポッター」シリーズ第4巻の下巻。
    映画で結末は知っていたけれど、セドリックの件はやっぱり胸が痛む。描写があっけない分よけいに。こういう描き方って意図的なものなのかしら。
    次巻からは映画を観てないので、どう思いながら読むか自分で気になる。

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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