- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863891937
作品紹介・あらすじ
ガルバトリックスとの最終決戦-帝国軍からファインスターを奪還したヴァーデン軍。エラゴンとアーリアは、かつてエルフ族がドラゴンを殺すために作った「死の槍」を手に入れ、戦いの切り札を得たかに思われた。しかし、ガルバトリックスの狙いどおりなのか、エラゴンたちは敵の本拠地へたぐり寄せられていく。新しい命をみごもったカトリーナと戦士ローラン、父亡きあとを継ぐナスアダをおそう最大の危機。黒いドラゴン、シュルーカンのもたらす闇にアラゲイジアは支配されてしまうのか?未来を賭けた、戦いの火蓋が切られた。
感想・レビュー・書評
-
再読。
どんどん物語が進んで行く。ローランの場面はちょっと流し読み。インヘリタンスから表紙が変わってしまって残念だけど、全巻とても素敵な表紙。
とうとう最終巻の下巻へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帝国の占領下にある都市を次々と攻めていくヴァーデン軍。
ローランの機転やジョードの発見が突破口になる。
エラゴンはついにアロウの力を使うことに…。
戦いが長引く中、ヘルグラインドの司祭達との戦いなどは少し冗長に感じた。
アーリアやナスアダが痛々しい目に合うのは読んで辛い。
旅の終わりまであと少し。
最後まで見届けたい。 -
原版では第1巻から13年目。日本語版では第1巻の刊行が2004年なので8年目。ようやく最終巻が出ました。
当時、このシリーズを読み始めて急激にハリポタシリーズから興味を失ってしまった。おかげでハリーポッターは未だに最終巻まで辿りついていません。
2011年秋に英語版の「Inheritance」が発売されてから予想通り1年かかって日本語版が発売されました。
http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4863320760
「インヘリタンス」上巻を読了。
基本的には、ありがちなRPG的冒険ファンタジー小説なのですが、何がこんなに惹きつけるんだろう?設定?情景描写?
訳者さんの作品への愛もあるんだろうなぁ・・・
コレの関しては難しいことをコネクリたくありません。
いよいよヴァーデン軍がウルベーンへの侵攻を進めます。新たなる危機が起こり、もう主人公が誰だか分からなくなりそうなほど、色んな活躍が見られます。
いよいよ下巻に突入。読みたいけど話を終わらせたくない。
面白い本を読む時独特の感覚を引きずりながら下巻へ・・・
http://booklog.jp/users/kickarm/archives/1/4863891946 -
ドラゴンとライダーの壮大な物語がついに完結へと向かう第4巻の上巻。邪悪な王ガルバトリックスとの最終決戦に備えるため、エルフ族が作った<死の槍>を手に入れたエラゴンとサフィラ。しかし、それはガルバトリックスの罠であった。敵の本拠地ウルベーンへと誘導されていくエラゴン達を待ち受けるものとは?一方、新しい命を宿したカトリーナと戦士ローラン、父亡き後を継ぐナスアダもそれぞれの危機に直面する。黒きドラゴン、シュルーカンのもたらす闇にアラゲイジアは支配されてしまうのか?未来を賭けた戦いが今、始まる。
この本の主要なテーマは、運命と自由でする。エラゴンはドラゴンライダーの使命、そして、自分の出生の秘密を知ったことで、自分の運命に翻弄され、苦悩しながらも、自分の意志で行動し、自らの信念に従って戦います。同時に、エラゴンは他者との関係や絆にも重きを置きます。彼はサフィラや仲間たちと共に成長し、愛や友情や敬意を学びます。彼は敵であるマータグにも理解を示そうとします。自分の運命に従うだけではなく、自分の選択によって運命を変えようとするエラゴンの葛藤と決断が本書の1番のみどころではないでしょうか。
さらに脇を固めるキャラクター達の、成長も見逃せません。ドラゴンのサフィラもまた、エラゴンと共に成長し、竜としての誇りや使命感を強く持つようになります。サフィラはエラゴンと心を通わせながらも、自分自身の意見や感情を持ち続けるのです。ローランやナスアダもまた、それぞれの立場や状況に応じて全身全霊で立ち回り、困難や危険に立ち向かいながらも、希望や愛を失いません。
本書はドラゴンライダーシリーズの完結編に向けての大きな節目であり、私はページをめくりながら、エラゴンとサフィラの運命に何度となく息をのむことになりました。 -
最期の卵どうなると、気になって読み進めた記憶
-
やっとやっと最終巻の上巻です。
いつも思うんですけど、この本続きモノのクセに毎巻序盤がつまらなくて、読むのに苦労するんですよねー。
今回でいうと、猫の口を持った赤ちゃんのエピソードが長くってうんざり。
これって後で本編と何か関わり合いのあることなんでしょうね、そうでなきゃ許さないわよ!と、何度も心で愚痴りながら読みました・・・
なんて言っているうちに中盤以降は盛り上がり、最後はあー続きが気になるという状態に。。作者の術にはまってるのかしら。
長い長い旅も終盤に差し掛かり、戦いの最終決戦がはじまりました、なのに、あの人が敵に捕らえられ、エラゴン達ははかなり劣勢。
大丈夫かな・・・ -
ちょっと待ちくたびれました。
それなりに面白い。
ナスアダとか、アンジェラとか魅力的な人物がたくさんいるんだけど、もうひとつかな、描かれ方が。そんなことを思いました。