- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863893467
作品紹介・あらすじ
8番目の物語。19年後。 『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない"ハリー 一家の伝説"という重圧と戦わなければなりません。過去と現実は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。
感想・レビュー・書評
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ハリーが37歳になってからの物語。
2016年に上演された舞台の脚本が書籍になったもののようです。
脚本なので、セリフ主体でテンポ良く読めます。
今回はハリーの次男アルバスとマルフォイの息子スコーピウスの冒険物語。
タイムトラベルで昔に介入することで起こる歴史の変化を目の当たりにして、元の世界に戻そうと奮闘します。
最後のヴォルデモートの娘との闘いはポッター家、マルフォイ家、ウィーズリー家が一丸となって楽しめました♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本編よりも面白い、その後の話。
めでたしめでたしのその先は、親子の葛藤あり、友情と冒険あり。
鬱屈したスリザリンの次男にスポットが当たったのがこれまた評価高い。 -
スネイプ!!!!!!!!
しっかり良い奴で安心しました。
スコーピウスとアルバス、影のある2人が活躍するところが良いですよね。
スリザリンしか勝たん。
ちゃんとした小説になれば良いのに、、、、、、そこ残念 -
『ハリー・ポッターと呪いの子』、二日に分けて読了。
舞台脚本なので、舞台を観るのと同じでズンズン読み進められてしまうので勿体無い勿体無い言いながら。発売から大分経っているので、細かい説明は無しに感想だけを。
いやぁ。本編当時から色々言われてましたが、改めて翻訳が独特!!
原語どうなってるんだろう、とちょこちょこ調べながら読みました。
“No,no way jose”→“待ってちょうだいの長太郎”
これが優勝ですかね。
“…プスプスプス…”も気になるんですけどまあいいか。
原作完結から19年後。
それを踏まえてもちょっとキャラクターの口調がチグハグに思える翻訳が多いように思いました。舞台脚本なのでより強く感じるのかも知れません。演者の口から発した時にどう聞こえるか、みたいなことです。舞台上でどう演出されたのか、など、できる限りリアルに読み解きたかった。原語で読めたらそれが一番なんですけれど……。
エバンス姉妹の年齢がまた逆転していましたしね。何故なんだ……。忘れてしまうものだろうか。あれだけ話題にされたのに。
翻訳以外、内容だけで見たら、公式がこれをやってくれるのか……! と言う感銘。それに尽きます。何て言うか、ポタっ子なら誰もが夢想したあれこれを、公式が補完してくださった感。
テディのその後が気になりますけども。
スコーピウス主役ですね、これは!
賢いし何て良い子なのでしょう?! 妄想の中でも彼は良い子だといいなとか夢想していましたが、現実は更に上をいっていました。キュート!
ドラコや、ママとのエピソードも。アルバスに対する感情も。
伏線となる小道具も良かった。
本編から気になっていた校長の肖像画の件も触れられていたし、ifの世界のセブルス。はぁ。
名前だけではありましたが、ベラトリクス。
そして!!
実は私が密かに、でもありませんが、お気に入りのペチュニアおばさん!! 存在だけでなく、心情にまで触れられていた!! これには興奮しました。
激しい感情からハリーがマクゴナガル先生に言ってしまった言葉。それに対するリアクション。
そう言った細々した描写にいちいち反応。
この壮大なファンタジーを舞台で表現するなんて!! どうやったんだろうと思うシーンばかりです。観てみたい……。
そして読了後、演者さんを見て、想像よりも主演二人が大きかったことでイメージがまた変わりました。二人ともかなり華奢な少年ぽく脳内再生してた……。実際には青年に近かったです!
舞台作品では第一印象と云うのが重要な鍵になりますね!
最後に、おおおおお!! と興奮した部分を引用。
“ドラコがハリーの顔を見る。このとき──深い穴の底のような恐ろしい状況の中で──はじめて、二人は友人としてお互いを見る。” -
面白かったです。買ってから一気に読み終えました
最初は慣れない物語の進め方に戸惑いましたが、すぐに引き込まれました。
魔法界(時間の内容では普通のこと)のシステムを使ってとてもスマートにまとめられています。
ピンチな時ほど、飛び出してくる小気味よいジョークに思いっきり笑いました(⌒▽⌒)
これを読む前に、ハリーポッター1~7巻を読むことをお勧めします -
ハリー・ポッターシリーズの最新版。ハリー達の子供世代のお話。ト書だけなのに、背景が浮かんで物語に引き込まれていく。
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これは「救済」の物語。
本編シリーズで別れた人々ともう一度出会い、あのときこうだったら……という妄想を主人公や作者と共に一つずつ拾い上げていく作業を重ね、私たちを未来へと導く。
ハリーたちが年を重ねたように、自分もまた大人になったということを実感して、少し寂しい気持ちになる。 -
「ハリー・ポッターと死の秘宝」から19年後のお話です。
お馴染みのメンバーは仕事に就き親でもあり、時間の経過を感じました。
舞台脚本のため、物語よりも短時間で読了できてしまいます。
それが良いのか、少しばかり寂しいのか、難しいところです。
大冒険をした学生時代のハリーたちですが、彼らのように大人になって落ち着くことも悪くないなと思えました。 -
ハリーポッターのファンタジーだけどダークな世界観好き。
お父さんになったハリーポッターの苦悩やら、その子供たちの苦悩やら…
ハリーとドラコの関係がとてもよろしいかと。
翻訳が現代の日本語とちょっとあってない?ように感じるのがやはり気になる… -
ハリポタシリーズ最新刊。図書館で予約をしていたら大分待たされました。
あんまり騒がれなかったけれど、やっぱり人気ですね。
第7巻の死の秘宝から19年後が今回の舞台で、ジニーと結婚したハリーの2人目の子供アルバスが主役の物語です。
今回は脚本形式なので、慣れるまでは読みにくいですが、慣れれば会話が大部分を占めるため、逆に読みやすいかもしれません。
タイムスリップで過去に飛ぶ設定の為、懐かしい人物が次々に現れ、ファンサービス満載です。
また、私は特にセドリックのあのシーンは当初相当インパクトがあったので、そこをキーにするとは、著者もやはりここに思い入れがあったのか!などど考え嬉しくなりました。
コアなファンからすると駄作らしいですけど、私は楽しめました♪
著者プロフィール
J.K.ローリングの作品





