十年屋 時の魔法はいかがでしょう?

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 静山社
4.07
  • (12)
  • (8)
  • (7)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 104
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863894532

作品紹介・あらすじ

小さなころからずっと大事にしていたぬいぐるみ、大好きなひとからもらった写真、会えなくなった友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出と一緒に、魔法でお預かりします――。「銭天堂」「もののけ屋」シリーズの作者がおくる、心あたたまる物語。(小学校高学年~)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 銭天堂の廣嶋玲子さんの作品。これも続きが書けそう。こんな世界があればね。寿命一年を差し出すのは怖いような……

  • 1年の寿命と引き換えにあらゆるものを預かってくれる
    十年屋。
    不思議な魔法使いと執事猫。
    なんて優しい2人。
    もっとも、約束を破ると恐ろしいしっぺ返しがあるけれど。
    ロロとカウリの話が可愛らしく温かくて大好き。
    ロロの健気さについにっこりしてしまう。
    ぶっとびのツルさんにはびっくり(笑)
    魔法使いも敵わない(笑)
    2巻もあるそうなので、Getしなくっちゃ。

  • 003:読書感想文




    入れたての紅茶
    香ばしいクッキーの香り

    ミルクティー色の表紙
    黄金色のふわふわな猫

    本を開けば暖かな優しさに全身が包み込まれます。

    5つのストーリーは人の想い、事情が全て異なり
    書き出し方も異なったパターンで、予想外の展開に舌を巻いてしまいます。

    カラシ(猫)が店の奥(別世界)へ導いてくれるーー
    まるで、何かのお話とおんなじだなと、くすりと笑ってしまいました。

    新刊が楽しみです。

  • ・この話は、大切な物を預けることができます。十年預けることができますが、1年寿命がとられます。でも1つも傷つけないで十年預けてくれるので私も何か預けてほしいです。

  • 様々な理由で保管場所に困っている人の元に届く不思議な案内カード。 
    それを開くとその場から魔法使いのお店『十年屋』の前まで一気に行く事ができる。
    十年屋の名前の通り十年間そのままの状態で何でも預かってくれるのだけれど、魔法なので当然相応の代償が必要。
    それは預ける人の命1年分。 

    それを高いと思えば断ることも出来るけど、大体ここに来る人は断れるような状況ではないので契約書を交わして保管してもらうことに。
    十年経つ頃になると受け取りに来るか、そのまま破棄してお店の所有物とするか選べる。

    目的は同じでも理由は実に様々。
    当然心の優しい人もいれば性根の腐っている人もいて、預けた後の結末には当然違いが。 

    3話目の雪だるまのお話のラストが指輪で終わり、その次のお話が指輪に関するところとか面白い。 
    そしてある物を直す決意をした若者の話の次は、作り直しの魔法使いのおばあさんの出てくる話。

    もぉ出てくる登場人物に泣けたり共感したりイラっと来たり、読んでいて感情の波が激しくうねっちゃう。
    そして最後にエピローグでほっこり。

    いやぁ面白かった。 シリーズ化してるのかなこれ?
    次も出ているなら今度読もう。

  • 想いと品物を10年間預かってもらえる「十年屋」(^^)10年間そのままの状態で保存してもらえるとはいえ、対価が寿命が1年分だと、自分ならどうするかな?(゜゜;)いろいろなパターンの話があって面白かった~♪そしてエピローグで凄く幸せな気持ちになった(*^^*)猫の執事カラシが可愛い(*≧з≦)

  • どうしても捨てられないもの、守りたいもの、そして遠ざけたいもの。そんなお品がございましたら「十年屋」の時の魔法をご用命ください。<Br> 小さなころからずっと大事にしていたぬいぐるみ、大好きなひとからもらった写真、会えなくなった友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出と一緒に、魔法でお預かりします――。

  • 【収録作品】プロローグ/1 懐かしの白うさぎ/2 傲慢のアルバム/3 約束の雪だるま/4 悔やみの指輪/5 残された時計/6 作り直しの魔法/エピローグ

  • あるものと引き換えに、大事なものを預かる十年屋。それぞれの依頼者にあった結末。時の経過と心の変化を上手く使ってる。引き取られなかった物の再利用が面白い。

  • 『銭天堂』がとっても気に入ったので、こちらも発刊と同時に読みました。大事なものでどうしても捨てられない物・・・でも、10年経つとその気持ちも変わってたりする。確かに!! 私は私で「あのときのあれ」とか「いまのこれ」とか自分の『執着心』みたいなものも改めて考えさせられました。児童書はほんと私にとって色~んな意味で『宝』です。またいい本に出逢えました。あ!モフモフのカラシくんの大ファンにもなっちゃいました♡

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1981年、横浜市生まれ。横浜市立大学を卒業後、2005年、『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞大賞を受賞してデビュー。2008年、『あぐりこ』で児童文学ファンタジー大賞奨励賞を受賞。2018年、“こどもの本”総選挙で「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社)が9位に入賞。同年、『狐霊の檻』(小峰書店)が第34回うつのみやこども賞を受賞。おもな作品に、「魔女犬ボンボン」シリーズ(角川つばさ文庫)、「はんぴらり!」シリーズ(フォア文庫)などがある。

「2018年 『ぎりぎりの本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣嶋玲子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
辻村 深月
今村 昌弘
R・J・パラシオ
ヨシタケ シンス...
宮下 奈都
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする