十年屋 時の魔法はいかがでしょう?

著者 :
制作 : 佐竹 美保 
  • 静山社
3.98
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本棚登録 : 157
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863894532

作品紹介・あらすじ

小さなころからずっと大事にしていたぬいぐるみ、大好きなひとからもらった写真、会えなくなった友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、思い出と一緒に、魔法でお預かりします――。「銭天堂」「もののけ屋」シリーズの作者がおくる、心あたたまる物語。(小学校高学年~)

感想・レビュー・書評

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  • 銭天堂の廣嶋玲子さんの作品。これも続きが書けそう。こんな世界があればね。寿命一年を差し出すのは怖いような……

  • 捨てられないもの、守りたいもの、遠ざけたいものを魔法であずかる「十年屋」

    魔法使いの店主と猫の執事がいるその店を訪れるのは

     母の形見のボロボロのぬいぐるみをかかえた女の子
     会えなくなった女の子のために作った雪だるまを渡したい男の子
     父の言う通りに育ち成功したけれど人生に行き詰まった若者……

    それぞれの“大切なもの”をめぐる不思議であたたかい物語

    「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(既刊11巻)、「もののけ屋」シリーズ(既刊4巻)で人気の廣嶋玲子が贈る新シリーズ第1巻(2018年7月刊)
    (2019年7月現在、十年屋は既刊3巻+スピンオフ1巻)

  • 読みたい!


    『捨てられないもの捨てたくないものお預かりします。

    どんなものでも魔法で十年お預かり致します。
    お代は寿命一年分。』

    こんな新聞広告。

    はて?私は寿命一年分かけて
    預けたいものがあるのだろうか??

    あるとしたら、それは何?

    断捨離が趣味?性分?日課?
    いつも何かを「捨てたい」と思う私にとって
    10年預けたいものがあるのか自問自答した。


  •  一年の寿命とひきかえに大切なものを預ってくれる魔法の十年屋に招かれた人々の、それぞれの物語。心温まる話、怖い話、勇気をもらえる話など全部おもしろいです。最後のおまけまで一気読みです。
    (カウンター担当/のらぱんだ)

  • 2019/5/19(日曜日)

  • 1年の寿命と引き換えにあらゆるものを預かってくれる
    十年屋。
    不思議な魔法使いと執事猫。
    なんて優しい2人。
    もっとも、約束を破ると恐ろしいしっぺ返しがあるけれど。
    ロロとカウリの話が可愛らしく温かくて大好き。
    ロロの健気さについにっこりしてしまう。
    ぶっとびのツルさんにはびっくり(笑)
    魔法使いも敵わない(笑)
    2巻もあるそうなので、Getしなくっちゃ。

  • 003:読書感想文




    入れたての紅茶
    香ばしいクッキーの香り

    ミルクティー色の表紙
    黄金色のふわふわな猫

    本を開けば暖かな優しさに全身が包み込まれます。

    5つのストーリーは人の想い、事情が全て異なり
    書き出し方も異なったパターンで、予想外の展開に舌を巻いてしまいます。

    カラシ(猫)が店の奥(別世界)へ導いてくれるーー
    まるで、何かのお話とおんなじだなと、くすりと笑ってしまいました。

    新刊が楽しみです。

  • ・この話は、大切な物を預けることができます。十年預けることができますが、1年寿命がとられます。でも1つも傷つけないで十年預けてくれるので私も何か預けてほしいです。

  • 様々な理由で保管場所に困っている人の元に届く不思議な案内カード。 
    それを開くとその場から魔法使いのお店『十年屋』の前まで一気に行く事ができる。
    十年屋の名前の通り十年間そのままの状態で何でも預かってくれるのだけれど、魔法なので当然相応の代償が必要。
    それは預ける人の命1年分。 

    それを高いと思えば断ることも出来るけど、大体ここに来る人は断れるような状況ではないので契約書を交わして保管してもらうことに。
    十年経つ頃になると受け取りに来るか、そのまま破棄してお店の所有物とするか選べる。

    目的は同じでも理由は実に様々。
    当然心の優しい人もいれば性根の腐っている人もいて、預けた後の結末には当然違いが。 

    3話目の雪だるまのお話のラストが指輪で終わり、その次のお話が指輪に関するところとか面白い。 
    そしてある物を直す決意をした若者の話の次は、作り直しの魔法使いのおばあさんの出てくる話。

    もぉ出てくる登場人物に泣けたり共感したりイラっと来たり、読んでいて感情の波が激しくうねっちゃう。
    そして最後にエピローグでほっこり。

    いやぁ面白かった。 シリーズ化してるのかなこれ?
    次も出ているなら今度読もう。

  • 想いと品物を10年間預かってもらえる「十年屋」(^^)10年間そのままの状態で保存してもらえるとはいえ、対価が寿命が1年分だと、自分ならどうするかな?(゜゜;)いろいろなパターンの話があって面白かった~♪そしてエピローグで凄く幸せな気持ちになった(*^^*)猫の執事カラシが可愛い(*≧з≦)

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著者プロフィール

廣嶋玲子
神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』『火鍛冶の娘』、『盗角妖伝』『ゆうれい猫ふくこさん』、『魂を追う者たち』、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2019年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂12』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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