作り直し屋 十年屋と魔法街の住人たち

著者 :
  • 静山社
4.23
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本棚登録 : 499
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863895140

作品紹介・あらすじ

捨てたくても捨てられないもの、魔法で生まれ変わらせてみないかい?――十年屋のご近所の、ちょっとお節介なおばあさん魔女の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 娘の借りてきた本。面白かったから読んで、と差し出されたので即座に読みました。
    うーん、おもしろーい!
    読みやすいし、うるっときたり怒ったり、感情を動かされる!!
    太陽の石を巡る前後編がまたよかった。
    最後にツルさんが作りたかったものが、一つになって出来上がるのもストーリーとして完成されてる。

  • 十年屋があんまりだったと知った、貸してくれた友達が、今度は作り直し屋を押し付けてきました。だからいいんだってと言いつつも、読みやすさは知っているので読みました(*^^*)

    十年屋よりよかったので☆4。ただ最近は瀬尾まいこさんや辻村深月さんの本にハマっているのでちょっともういいかなって感じ。また押し付けられたら読むけど笑

    • なおなおさん
      こんにちは。
      “押し付けてくる”お友だちも本好きなのですね。
      素敵な関係だなと少し羨ましくなりました(^^)
      こんにちは。
      “押し付けてくる”お友だちも本好きなのですね。
      素敵な関係だなと少し羨ましくなりました(^^)
      2023/10/14
  • 作り直し屋 ツルさんに焦点を当てた物語です

  • 978-4-86389-514-0
    C8093¥1000E.

    作り直し屋 
    十年屋と魔法街の住人達

    2019年4月7年 初版発行
    作者:廣嶋玲子(ひろしま れいこ)
    画家:佐竹美保(さたけ みほ)
    発行所:株式会社静山社
    -------------------
    カバー袖より
    捨てるに捨てられない、いただきもののお皿、
    二糖を狙ったくじの四等賞でもらったおもちゃ、
    もう開くことはないドアの鍵。
    いらないもの、捨てたいもの、捨てられないもの、
    魔法で生まれ変わらせてみませんか?
    ------------------
    もくじ
    プロローグ
    1 花盛りのお皿
    2 夢のドア
    3 語り部のノート
    4 星のモビール
    5 いまいましい赤い玉
    6 色のお返し
    7 ツルという魔法使い
    エピローグ
    -----------------------
    この本は同じ作者、同じ画家さんのコンビの作品のスピンオフというか、主役ではないけれど、重要な登場人物を中心に据えて描かれています。もくじの見開きには、ツルさんという女性の魔法使いの後ろ姿がありますが、とても素敵な画です。
    -----------------

    一つ目のお話から積みあがってきて、エピローグで回収されます。それぞれのお話としても楽しめ、ちゃんと流れも楽しめる。
    ツルさんという、キテレツ(令和でも、この日本語はありかしら?)な老女の魔法使いが、どんな人か、どんな時間を生きてきたかが書かれています。
    楽しめました。

  • 【収録作品】プロローグ/1 花盛りのお皿/2 夢のドア/3 語り部のノート/4 星のモビール/5 いまいましい赤い玉/6 色のお返し/7 ツルという魔法使い/エピローグ
     いらないものを魔法で生まれ変わらせることのできるおばあさん魔女・ツルさんの話。
     いらないけれど捨てられないものはけっこうあるので、引き取ってもらえるとありがたいのだけれど。

  • この本を読んで、ぼくは面白いなと思いました。どうしてかというと、この本には、魔法を使うひとがでてきて、いらないものをすてきなものに、かえてしまうからです。こんなお店が、ほんとうにあったらぼくも、いらないものをすてきなものに、かえてもらいたいです!ぜひこのほんを読んでみてください!

  • シリーズ本のスピンオフだと知らず、こちらから読みました。
    十年屋を読んでからまたレビューしたいと思います。

  • 十年屋のスピンオフと言えるだろうけど、これだけでも十分楽しめるし十年屋ファンの人にはさらに楽しいお話でしょう。

    十年屋と同じく短編集なので、長いお話が苦手な子、学校の読書の時間におすすめ。

  • 短編。
    この手の本は、楽しいとか素敵とかわくわく系ばかりで成り立つことが多いが、ちゃんと良いことばかりではないという部分も書いてくれていたのでよかった。
    違う作品も読んでみようと思う。

  • 児童書ですが、十年屋の魔法使いの仲間の作り直し屋のツルさんの話しです。いつも元気で少し変わり者に見えるツルさんの過去が書かれていて切なくなりましたが、大人でも楽しめます。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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