ハリー・ポッターと呪いの子 第二部 <舞台脚本 愛蔵版> (静山社ペガサス文庫)

  • 静山社
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本棚登録 : 169
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863895782

作品紹介・あらすじ

過去と現在は不吉にからみあい、父ハリーも、次男アルバスも、痛い真実を知ることになります。闇はときとして思いがけないところから現れるのです。
本書は、舞台脚本です。第二部には、ハリー・ポッターの家系図、年表が、入っています。

感想・レビュー・書評

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  • 不器用なハリーとアルバスの物語。親子の物語はいいよね。。・゚・(ノ∀`)・゚・。

  • バチバチのハリー・ポッター世代なので、J.K.ローリングの手でまた彼らに出会えたことに、なによりもまず感謝。舞台脚本は読み慣れないと物足りないかもしれないけど、私はむしろ丁度よかったかな、、、こんなに質の良い物語にJ.K.ローリングの地の文がつけば絶対に本編並みのブッとさになった筈だから、夢中になりすぎて日常生活が疎かにならなくて良かった。ト書きが上手で想像力を大いに助けたけど、パラレルワールドでハーマイオニーが、19年共に戦ってきたはずのスネイプに「あなたが支払う代償は申し訳ない」ってあっさり(心理描写がないとどうしてもそう見えちゃうよね)言う場面とか、スコーピウスがデルフィーの殺人行為のことを考えないようにしよう(今はそれどころじゃないって言いたいのは分かるんだけど死んだの同級生だよね、、、?)と言う場面とか、唐突に感じることも多々ある。ハリーがアルバスに対して言った言葉をスコーピウスが知っていたり(スネイプが勇敢だっていう話)、デルフィーがエイモスの姪だと自己紹介したのはアルバスなのに何故かハリーが知っていたり、舞台上なら役者の視線や立ち位置で繋がるのかもしれないけど、文字だけでは伝え切らない部分も確かにある。が、筋書きが花丸だったので言うことはないです、ほんとに。

    こういう世代間の続き物は、多くが子供たちに焦点を当てて親世代は薄ぼんやりとした背景になりがち(そして困ったときのお助けアイテムになりがち)だが、「ハリー・ポッターと呪いの子」はガッッッツリ親が出張るし子供と揉めるし親同士でも喧嘩するし冒険するし、、、それが登場人物たちの不器用さ・不完全さを際立たせ人間らしくリアルに、より魅力的に仕上げていてめちゃくちゃ素晴らしかった。人間だから思い通りにいかないことは沢山あって、それらを受け入れて笑い飛ばしながら生きていくしかない、その力になるのが友情であり、家族であり、愛である、ことの確認がこの物語の核なのだろうと思います。「ハリー・ポッター」の名に翻弄されながら生きてきた、そしてこれからも生きていく男の子と、その仲間や家族がこんなに愛おしいのは、儘ならない人間の一生を精一杯生きるしかない、我々の物語でもあるからなのだと。ハリー・ポッターまじで一生推せる。

    今作で一番良かったのはドラコが友人になったこと、というかドラコが孤独じゃなくなったことかな。「私は君たちの友情が何よりもうやましかった」なんて素直に言葉にできるくらい大人になって感無量、、、そしてそのくらい大人にならないとハリーたちとは友人にはなれなかったんだなと。彼も家名に人生を翻弄された一人ですね、本当は小心者で寂しがりやでちょっとプライドが高いだけの普通の男の子だったのにね、、、色んな意味でスコーピウスがドラコを孤独から救ってくれて良かった。ローズと上手くいったら親戚になるし、そういう未来も覗いてみたいなあ。あとハリーとドラコの喧嘩は子供みたいで可愛かった。

    アルバスは兄弟の中では一番ハリーに性格が似ているのでは?と思ってたんだけど、ハリーはそう思ってないみたいですね。考えすぎたり突っ走ったり、あとなんでも自分のせいにする自意識過剰なとことかそっくり。英雄あるあるだな。心配になる場面も沢山あったけど、ハリーが四苦八苦しながら父親やってるの人間らしくて良かった。推しが幸せだと私も幸せです。デルフィーが「父に会わせてくれ」と哀願する場面は、ここにも親娘の物語があったんだと思って胸が痛かったけど、、、それにしてもJ.K.ローリングは本当にハリーが好きだな、40歳弱になってまで英雄になる必要ある?ちょっと贔屓目を感じた。私も好きですありがとうございます。

    これでまた当分公式から補給がないかと思うと寂しすぎる、、、シリーズ読み返すのもむっちゃ覚悟がいるしな、、、とりあえず藤原竜也の違和感すごそうな舞台楽しみにしときます。

  • 翻訳がいまいち

  • コレはご褒美ストーリー?
    JKローリングが関わってるストーリーから、あの話が読めるなんて幸運。
    最後の終わり方はローリングらしかったかな。

  • ストーリー自体は文句無しである。ハリーもマルフォイも、結局は不器用な人だった。彼らは父親として、息子と向き合うことができたのだろう。

    しかし、脚本は読みづらい。初めてこの手の本を読んだが、読みづらくて時間がかかってしまった。

  • ブロードウェイ鑑賞前に予習。
    ファンが書いたような夢のような内容だが面白い。
    出来れば舞台を合わせてみた方が面白さ倍増する。

  • 記録用

  • デルフィー…!そうきたか…!!!
    父親として失敗しながらも成長していく、人間味あふれるハリー。

  • まあまあ

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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