完訳 7つの習慣 人格主義の回復

  • キングベアー出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863940246

感想・レビュー・書評

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  • KING of自己啓発。
    以前にも読んでいるが、完訳に惹かれて読んでみるが、やはり難しい。
    ただ、第7の習慣の意味を取り違えていたことに気づいた。
    少しは良くなったのか。
    また読み返すと違う発見があるの思われる。


    内容(「BOOK」データベースより)
    国内200万、世界3,000万の人生のバイブル。内容はそのままに、いつでも、どこでも、読めるよう、小さく、軽くなった特装版登場! --このテキストは、tankobon_hardcover版に関連付けられています。
    出版社からのコメント
    『7つの習慣 成功には原則があった! 』が、スティーブン・R・コヴィー博士没後1年を期に新たに訳し直され、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』として刊行いたします。

    日本語に翻訳されて17年。ベストセラーの「7つの習慣」を、なぜ新たに訳し直さなければならなかったのか。そしてどう変わったのでしょうか。


    ●不透明な時代だからこそ人格主義!

    今回の『完訳 7つの習慣』刊行に際して、著名な方々にインタビューさせていただきました。その中で、皆さんから言われる共通のポイントは、実は「副題が今までオリジナルのものではなかった」ということをお伝えしたことに対する反応です。それは「人格主義の回復」ですとお話すると、皆さん「なるほど! 」とうなられるのです。この言葉を聞いて、それは今の時代の流れに合っていると確信しました。「人格主義の回復」はコヴィー博士本来の意図であり、そのミッションに基づいて『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を世に出すことは非常に大きな意味があると考えています。

    ●変わらない軸で激動の時代を乗り切る

    人格主義の土台となるのが、時代を通して変わらない軸となる原理原則です。コヴィー博士は、今回の『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』に収録した「はじめに」の中で、時代が変われば「7つの習慣」も変わるのかという問いに対して、いや、これは原理原則なので、時代が変わるからこそ、逆に変わらない軸となり支えとなっていくと答えられています。むしろ今日の激動の時代だからこそ、多くの人たちが変わらない軸を必要としており、「7つの習慣」が日本人に受け入れられた結果として、現行版が168万部にもなったのだと思います。

    ●コヴィー博士の想いをきちんと伝えていくこと

    今回やりたかったことは、『7つの習慣』というブランドの浸透より、コヴィー博士をブランドとして確立することです。アメリカではピーター・ドラッカーとスティーブン・R・コヴィー博士の知名度はあまり変わらないのですが、残念ながら日本での知名度に大きな差があります。コヴィー博士の名前をきちんと伝えていくこと、そして『7つの習慣』を知っていただく必要があります。コヴィー博士が考えていた本当の「7つの習慣」を伝えるため、またコヴィー博士というブランドを確立するため、コヴィー博士本来の哲学や思想を一番大切するために、新たに訳し直したのです。

    ●原著に忠実にかつ老若男女にもわかりやすい翻訳

    新たに翻訳し直す際の基準は、とにかく原書に忠実ということです。とは言いながら読者は日本人ですから、日本語としてわかりやすいことが大前提となります。この2つを軸に、習慣名も含めて聖域は持たずに完全にゼロベースで、コヴィー博士が本当に伝えたいと思っていることが伝わる訳になるよう徹しました。もう一つの指針として、現行版はビジネスパーソンを意識して翻訳され、それはサブタイトル「成功には原則があった! 」にも反映されていますので、今回はより幅広い読者にも理解できるわかりやすい訳を心がけました。私たちは、「7つの習慣」を子ども向けに展開した『7つの習慣ティーンズ』やより一般読者向けに展開した『まんがと図解でわかる7つの習慣』など、かなりプロダクトラインも増え、多岐にわたって『7つの習慣』を紹介しています。そういう点でも、老若男女すべての日本国民が親しめる『7つの習慣』という点も意識しました。

    ●コヴィー博士の意図を生かした習慣名に変更

    コヴィー博士本来の意図を伝えるために、習慣名も2つを除いて変えました。まず第1の習慣「主体性を発揮する」は原著では「Be Proactive」であり、「Be=なる」というニュアンスを生かして「主体的である」と訳し直しました。そして、第2の習慣は原著の「Begin with the End in Mind」に込められたコヴィー博士の意図を汲んで「終わりを思い描くことから始める」に変更しました。第3の習慣も原著の「Put First Things First」に込められた想いを生かして、「最優先事項を優先する」としました。第4の習慣「Win-Winを考える」は変わりません。大きく変わったのが第5の習慣です。原著の「Seek First to Understand, Then to be Understood」の「Seek」の「求めていく」というニュアンスを出して「まず理解に徹し、そして理解される」としました。第6の習慣は今では「シナジー」が一般的であり、また原著の「今生み出す」というニュアンスを生かして「シナジーを創り出す」に改めました。最後に第7の習慣「刃を研ぐ」は現行通りです。

    ●さらに多くの人に読んで実践していただくために

    日本で『7つの習慣』はベストセラーとして紹介されていますが、まだ本当の意味では浸透していないと思います。これから10年、20年先の何百万人というお客様、今日生まれたような赤ちゃんが20年後に『7つの習慣』を手に取るような未来を考えていくと、現在の販売部数はまだごく一部だと思っています。よりわかりやすく訳し直すことで、幅広い読者に理解していただけるようになりましたので、一層の普及に弾みをつけたいと考えています。読みやすくなったことによって「7つの習慣」がより身近になり、途中で挫折することなく日々の行動に生かすことが容易になったと確信しています。
    --このテキストは、hardcover版に関連付けられています。
    著者について
    自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人 25人のひとりに選ばれている。 国際的に高く評価されるリーターシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。 著書『7つの習慣』は全世界で販売部数 3,000 万部を記録し(40カ国語に翻訳)、20 世紀に最も影響を与えたビジネス書の 1位に輝いている。ほかにも、『原則中心のリーダーシップ』、『7つの習慣 最優先事項』、『第 8 の習 慣』、『子どもたちに「7つの習慣」を』などベストセラー多数。 147 の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。 ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。 妻、家族とともに米国ユタ州で暮らした。2012年7月、79年の生涯を閉じた。 --このテキストは、hardcover版に関連付けられています。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    コヴィー,スティーブン・R.
    タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている。国際的に高く評価されるリーダーシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。ユタ州立大学商経学部修身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。2012年7月、79年の生涯を閉じた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。

  • 物の見方が変わることで、自分のあり方に気付けるようになる本です。
    この本を読んでいると自然に前向きな力が働いていくような大きなパワーを感じます。日記形式のように展開されたこの本は、それまでの自己啓発書とは違うアプローチ方法でわたしたちに刺激を与えてくれました。

    日記の日付事に変わる文章の長さの緩急は次、次とまるで違う世界が広がっており、人間が必要としてる人生観の扉が次々と解明されていくようななんとも言えない心地よささえありました。

    「人生とはなんと素晴らしいものなんだろう!」と思わせてくれる一冊です。

  • 『7つの習慣』本を読んだ事ない人でもタイトルくらいは聞いた事があるかもしれません。

    きっとこの本を手に取ったあなたは良い習慣を知りたいと思っているのではないでしょうか?

    前向きに物事を捉え主体性をより強めたい人のための良書です。

    要約
    →他人を変えようとせず、自分が変われ


    言葉で言うのは簡単です。
    しかし、変われなかった習慣があるからあなたは今まで変われなかったはずです。

    自分と向き合うのは簡単そうで難しい習慣です。

    この本はカーネギーさんの「人を動かす」に通ずるものがあります。合わせて読むとより実践しやすくなります。

    そして、重要なのは自分の人生に責任を持てるようになる事です。
    あなたの人生はあなたが決める事ができる。
    あなたの手足は誰でもないあなたの意思でのみ動くのです。
    なりたい自分を、思い描くのは誰でもないあなたです。

  • 人格主義=誠実、謙虚、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律などの語群からなる、人間の内面にある人格的なことを成功の条件に挙げる考え方

    個性主義=個性、社会的イメージ、態度行動、スキル、テクニックなどの語群からなる、現代の資本主義の中で成功とされている考え方

    序盤の上記の説明を読んだ時にハッとさせられる人は少なくないはずで、自分もその1人

    人格主義はbeやgive、個性主義はdoやtake(have)で表される印象を個人的に持った

    7つの習慣それぞれの章についてはエピソードトークを交えて、日常のどのようなシーンで発揮されるのかが語られていて、自分に照らし合わせるシーンが多かった

    本の終盤、FAQの章の回答で「7つの習慣は常識であるが常識だからといって必ず実行できるとは限らない」とあり、読み進めてきた感覚が言語化された
    この本の言っていることは正しい、が正しいことを必ず行動に移せないのが人間だと思う
    高い人格を備え、原則に従って、常に成功をしている人などいない
    大半の人間がそうだからこそ、現代の個性主義よりの雰囲気、論調、誤った成功イメージに自分が寄ってしまっていないかを鏡のように見せてくれる本
    厳しいが必要な問いかけを読み手に与えてくれる良書だと感じた

  • 一度に読了してもあまり行動に移せないのでその時その時に開いて行動する本。1つ目の習慣ができていないのに4つ目の習慣をやろうとしても出来ないように、自分の成長途中の苦悩の中で見るからこそ、最大限の活用ができる本だと思う。

  •  スティーブン・R・コヴィー博士が唱えている人格論。仕事でも家庭でも成功するには小手先のスキルより人間性が大事だと語られている。それは、原則中心で行動する習慣を身につけることだ。

     習慣とは人格を形成していくもの。自分の行動パターンであり、日々絶えず人格として現れる。幸福とは、今欲しい結果を犠牲にして最終的に欲しい結果を得ることである。なので幸福を得たいなら、今日の自分を変え習慣を変えていかなければならない。
     7つの習慣は、依存から自立へ、そして相互依存へと至る習慣。「あなたの責任→私の責任→私達ならできる」と考えられるようになること。それには、これまでの価値観・考え方を変えパラダイムシフトを起こす必要がある。原則中心という考え方を身につけ、習慣にすることで成功や幸福を得られる。
     
     習慣は7つあり、第1~3は自制をテーマにし、自立へと成長するための習慣。第4~6は個性を生かしたチームワークをテーマにし、相互依存を可能にする習慣。第7は再新再生の習慣で成長するサイクルを生み出す。

     習慣は具体的に7つ
     1主体的である 
     2終わりを思い描くことからはじめる 
     3優先事項を優先する 
     4Win-Winを考える 
     5まず理解に徹し、そして理解される 
     6シナジーを創り出す 
     7刃を研ぐ
     最終的な目的は6シナジーを創り出せるようになること。シナジーとは相手と協力し自分だけでは出せない大きな成果を生み出すこと。1+1=3や100になる。これを目指すために1~5の習慣がある。

     一番重要だと思ったのは、第3の習慣「最優先事項を優先する」こと。緊急度重要度マトリクスで、人は第1領域のことばかりで終わっており、第2領域(重要だが緊急でないこと)まで手が回っていない。自分の生活を振り返ると、日々緊急なことばかりをこなし、重要でないことを効率よく行うことばかり考えていた。「もともとしなくて良いものを効率よく行うことほどムダことはない」という言葉を思い出した。これでは良い人生は送れないと気づいた。
     人が第2領域を行えない理由は、何が重要か?という最優先事項が本当に分かってないから。それを知るには、「自分の葬儀でどんな弔辞を読んでもらいたいか?」を想像すること。その弔辞が自分の人生の中心になる。それを自分のスケジュールに入れ日々行動していく。
     自分の優先することに費やす時間をつくるには、デリゲーションが必要になる。デリゲーションとは人に任せること。人との関係は効率ではなく効果で考えなければならない。良いデリゲーションは全面委任。任せた人が良い結果を出せるようにしておくことが大切。この活動も第2領域に入る。

     原則中心の考え方は大事だと思った。これまでの自分は仕事中心、所有物中心、お金中心な価値感があった。本書を読み、原則中心に考え方を変え習慣を変えようと思う。本書を読み自分が始めたことは、スケジュール帳に優先することを意識して書くようにしたこと。これで、今週自分はなにを達成したいのか?を優先して行動できるようになった。その他の習慣もとても良いので、本書を何度も読み自分の人格としていきたい。

  • ようやく読み終えた!
    こんなに分厚いのに、ランダムでどのページを巡っても、必ず刺さる言葉があるんですよ。もはや魔法ですよ。長くかかりましたが、読み終わりたくないとさえ思ってしまった。
    以下、特にインパクトあったこと

    ★P43 持ちたければ、まず「なる」(インサイドアウト)。と、P107 まずは自分が「ある」(主体的である)。この2つのページの存在をリンクさせた時に、鳥肌立ちすぎて鳥になりました。
    ★P231 自分の時間を使うときは効率性を考え、人に任せるときは効果性を考えること
    →アフリカにこんな諺がある。「早く行きたいなら一人で行きなさい。(効率性) 遠くに行きたいなら大勢で行きなさい。(効果性)」
    なるほど、そういうことね。
    ★P276 無条件の愛を受けることによって自然な成長が促され(中略)、自分の中に潜在する大きな可能性を発見し、それを発揮できるようになる。
    →つまり愛があれば自分の能力の可能性は無限大。
    ★P308 成熟とは、勇気と思いやりのバランスがとれていることである
    →愛と勇気って、やっぱり大事なんだ!!アン◯ンマンは間違っていなかった。
    ただ思いやりも重要。これはつまり、「発信する勇気と受け入れる思いやり」と解釈
    ★P440 肉体・精神・知性の再新再生には時間がかかるが、社会・情緒的側面については、それほど時間をかけなくとも再新再生できる。
    →読み進めていく中で感じたことを、代弁してくれてるような文章。「やっぱり⁉️」みたいな
    ★P450〜451 たとえば、あなたが主体的に行動するほど〜
    →ここの2ページ、「7つの習慣とは何ぞや」という疑問を究極的に要約している。時間ないけど振り返りたいなと思ったら、この2ページ読めば良いかも!

    この辺りでやめときましょう。
    一緒にこの本について1日かけてでも誰かとシェアしたいです。

  • 20世紀で最も影響力のあるビジネス書とされ、タイム誌が選ぶ世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれている著者の代表作。

    人生で何より大切なのは、「個性主義」ではなく「人格主義」のパラダイムをもつことである。
    そして「人格」とは、繰り返し行うことの集大成である。それ故、秀でるためには、一度の行動ではなく習慣が必要となってくる(-アリストテレスより)。
    また、その「習慣」とは知識、スキル、意欲の3つが交わる部分と定義される。

    【第1の習慣 主体的である】
    何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分自身の中で選択することができる。
    刺激と反応の間には選択の自由がある。…私たちは自分の身に起こったことで傷つくのではない。その出来事に対する自分の反応によって傷つくのである。
    直接的にコントロールできる問題は、習慣を改めれば解決できる。…間接的にコントロールできる問題は、影響を及ぼす方法を考えることで解決できる。…自分ではコントロールできない問題の場合には、その問題に対する態度を根本的に改める必要がある。

    【第2の習慣 終わりを思い描くことから始める】
    まず、人生を支える四つの要素(安定、指針、知恵、力)を見つめて、自分の中心をはっきり認識する。配偶者、家族、お金、仕事、所有物、娯楽、友人、敵、教会、自己、等があり、ほとんどの人は複数の中心が組み合わさっている。しかし、中心をころころ変えるのではなく、人生の中心に正しい原則を据えることが大切である。原則はどんなものにも影響されないため、人生は安定する。

    【第3の習慣 最優先事項を優先する】
    時間管理の本質を一言で言うと、「優先順位をつけ、それを実行する」に尽きる。私たちが活動を決める要因は、緊急度と重要度の二つである。重要度は結果に関係し、人のミッション、価値観、優先度の高い目標の実現につながるものである。しかし、私たちは緊急の用事には受動的に反応してしまう。そのため、緊急ではないが重要なことをするには、率先力と主体性がいる。能動的に動くことが必要になってくるのである。先を見て対策を講じなければならない。緊急ではないからと言って、ついつい後回しにしてしまうことは避けたい。正しい原則を生活の中心に置き、人生のミッションを自覚すると、その都度効果的に判断をする知恵をもてるようになる。バランスよく優先順位をつけて、それを実行することが大切である。大切なことは、スケジュールの優先順位をつけるのではなく、優先すべきことをスケジュールにすることである。一週間単位で計画を立てるのが望ましい。

    【第4の習慣 Win-Winを考える】
    Win-Winは、すべての人間関係において、必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢である。他に、Win-Lose、Lose-Win、Lose-Lose、Win、Win-Win or No Dealと合わせて、計6つのパラダイムがある。
    Win-Winの原則は、あらゆる人間関係の成功を築くための基礎である。まず人格(誠実:自分自身に価値を置く、成熟:勇気と思いやりのバランスがとれている、豊かさマインド)があり、それによって人間関係が築かれ、そこで協定ができる。合意に至るまでの流れを円滑に進めるためには、Win-Winに基づく構造とシステムが要る。さらにプロセスも重要である。

    【第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される】
    人の話を聞くときに、人は自分の過去の経験を相手の話に重ね合わせてしまうため、評価する、探る、助言する、解釈する、といった四つの反応をしてしまいがちである。
    共感による傾聴のためには段階がある。1相手の言葉をそのまま繰り返す、2相手の言葉を自分の言葉に置き換える、3相手の気持ちを言葉にする、4相手の言葉を自分の言葉に置き換えると同時に相手の気持ちも言葉にする。この4つである。
    相手を心から理解したいという純粋な気持ちで話を聞けば、驚くほどに相手は心を開く。そして、信頼し理解しようとしてくれる。相手を理解するには思いやりが必要で、そして自分を理解してもらうためには勇気が必要なのである。

    【第6の習慣 シナジーを創り出す】
    シナジーとは、全体の合計が個々の部分の総和よりも大きくなるということ、また、それが単なる部分ではなく触媒の役割を果たし、人に力を与え、人々の力を一つにまとめる上で重要な働きをするものである。
    シナジーは信頼と協力の関係の中で成り立つ。相手の意見に迎合する必要はないが、相手の意見を認め、理解しようとすることで、ほとんどどんな場合にもシナジーにあふれた第3の案は見つかるはずでる。

    【第7の習慣 刃を研ぐ】
    バランスのとれた健全な生活を送るための基本価値は、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会)、体調(肉体)の4つである。―哲学者ハーブ・シェパード
    この4つの側面の全てを日頃から鍛え、バランスを考えて磨いていくことが大切である。「刃を研ぐ」ことは、自分の人生に対してできる最大の投資である。
    肉体的側面:週に3~6時間程度、一日おきに30分くらい体を動かすこと、理想としては、自宅でできて、持久力、柔軟性、筋力の3つを伸ばせる運動プログラムである。
    (原則:健康に関して、すでに確立され受け入れられている普遍的な原則に沿ったライフスタイルによって、病気や健康上の問題を予防する。)
    知的側面:継続的に学ぶこと、知性を磨き広げていく努力をすることは、知的側面の最新再生には不可欠である。…日頃から知識を吸収して知性を広げていこうと思ったら、優れた文学を読む習慣を身につけることにまさる方法はない。「本を読まない人は、読めない人と何ら変わらない」のである。
    (原則:幅広く深く読書し、継続的に学ぶ。)
    社会・情緒的側面:心の安定は自分自身の内側から生まれる。…自分の価値観に誠実に生きることが、自尊心を呼び起こす源である。…心の平和は、自分の生き方が正しい原則と価値観に一致していて初めて得られるものであり、それ以外にはない。
    (心情の原則:敬意を払い、話を真剣に聴き、他者に仕えることが真の達成感と喜びをもたらす。)
    (精神の原則:人生を前向きにとらえることができるもの、人生に意味を見出そうとする基本的なニーズの源には原則がある。)
    真に主体的で非常に効果的な人間になるためには良心を鍛えなければならない。しかし良心を鍛えるには、より高い集中力、バランスのとれた自制心が必要であり、良心に誠実であることを常に心がけなければならない。精神を鼓舞するような書物を定期的に読み、崇高な思いを巡らせ、そして何より、小さく、か細い良心の声に従って生きなければならないのである。
    上向きの螺旋階段を登るように成長していくためには、より高い次元で学び、決意し、実行していかなくてはならない。

    探求に終わりはない。すべての探求の最後は初めにいた場所に戻ることであり、その場所を初めて知ることである。-T・S・エリオット
    他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられるのだ。プラス発想をすればプラスに人生に作用し、次々と良い出会いにつながっていく。-北原照久

    アドラー心理学の本を読んだときに紹介されていて、また、日経新聞の書籍広告にもあったので気になっていて、図書館で借りてみました。初めの言葉で40ページ、導入で70ページと、第一の習慣にたどり着くまでに100ページ以上かかり、少しボリューミーな印象を受けました。「自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスを分かりやすく教える」との言葉通り、なるほどと納得できるものばかりでした。1989年の発行以来読み継がれ、日本では史上第一位の海外ビジネス書だそうです。今回、良かれと思ってとっていた自分の態度がLose-Winだったことに気づき、何を改善し、成長させていくべきなのかを知るためにも、まずは自分自身を客観的に見つめるところから始めないといけないと感じました。

  • 自己啓発書の金字塔。Win-Winは今や誰でも知っている。

  • 若い頃に手に取って以来、何度か読んでいる本書。
    新しい本で読みたくなって購入。原則に基づいて、主体的に自分の人生を生きる。

    大切なもののためにどう生きるかの指針。20代、30代、そして40代と読む年代によってライフスタイルも立場も変わり感じとることも少しずつ変わっているので時どき読み直すことがオススメ。

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