【2017/09/06読了】
社会学者清水幾太郎先生の霊言。丸山真男は知っていたが、清水幾太郎先生のことはあまり知らなかった。
もともと左翼主義者だったが、一点、保守の立場へと180度転向する。
題名にもなっている「核か反核か」に関して、必ずしも戦争の側面だけではなく、原子力エネルギーの観点からも「賛成」の立場であられるようだ。
原子力発電所が減る⇒エネルギー不足、経済停滞⇒近隣国による外患 という流れは、大川先生のお考えにもお近いのではないだろうか。
左翼主義者は反原発をいうが、CO2削減も同時に訴えるという矛盾点も指摘した。
憲法9条に関しては「アメリカに征服されたインディアン自治区のようだ」と非難。
なお、過去世は「頼山陽」と「北畠親房」。
清水先生の外国語学習法が後半のメインテーマだが、これが実に興味深い。
・自分の周りを英語の本で固める
・英語テレビ、ラジオ、CDなど英語に接する面積を増やす
・全部を読まず「点読」「摘読」をする。
・文法などの間違いを気にしすぎない
・辞書を引きすぎると読むのが遅くなる
・役に立たないと思ったらどんどん捨てて、自分に役に立つと思うものだけを吸収する
早速実践にうつしてみたい。