ヘレン・ケラーの幸福論 (幸福の科学大学シリーズ 71 「幸福論」シリーズ 13)

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  • 幸福の科学出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863956001

作品紹介・あらすじ

人生とは、ひとつの扉が閉じても、また別の扉が開くもの-。三重苦の運命を受け入れた時に知った「本当の幸福」とは?天上界から聖女ヘレンが贈る、試練に打ち克つための希望のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/09/05読了
     ヘレンケラー先生の霊言。大変謙虚な方でいらっしゃるが、大変格調高く、すばらしい内容でした。

     ・健常者が「不幸」と思うことが、ヘレンケラー先生にとっては「幸福」であった。そのように思えるようになったのは「運命を受け入れた」から。

     ・ヘレンケラー先生は教会で神様の教え(特に、スウェーデンボルグ先生の教え)を学んだが、「目が見えず、耳が聞こえず、しゃべるのも自由でない自分のほうが、むしろ、その神様いる世界のほうに近いところにいるんじゃないか」と思える。

     ・運命について「ひとつの扉が閉じたら別の扉が開く」。何かの扉が閉じたときは、神様から「余計なことに関心を持つな」と言われているのだ。

     ・障害には「神の御業」があらわれている。ハンディを負った者は少数派として現れてくる。それは、「自分が幸福に生きている」という(健常者の)気づきへつながる。障害者によって「天使の働きとは何か」を間接的に見せられている。むしろ神様のそば近くにいる者達なのである。

     ・ダウン症などの出生前診断について;医学が予言者に成り代わる点、「足手まといになる子供は欲しくない」「便利な子供だけ欲しい」という利己主義に問題があるように、ヘレンケラー先生はお感じになる。堕胎は殺人。上記問題に加え、老人問題も含めて、社会がそれを許容できるような柔軟さをつけるべき。(もっともこれら問題につき、最後に“もっと上の人に聞いて下さい”と断言を避ける)。

     ・障害者がいることによって社会が優しくなる側面。神の愛を忘れないための“防波堤”の役割。原因不明な病気は、現代人の傲慢への神の試練。

     ・前世につき、明言を避けつつも、イエス様のお言葉によって復活したラザロ様、また、光明皇后へお生まれになっているようだ。

     ・なお、サリバン先生は男性霊で、仏教系やソクラテス哲学系の魂(本人に確認を、と付言。)

  • If one door of destiny closed, another door will be open.

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著者プロフィール

初期の質疑応答シリーズ第5弾となる本書は、職業の悩みや社会問題など、個人と社会が発展・繁栄を実現するための指針が示されている。

「2021年 『エル・カンターレ 人生の疑問・悩みに答える 発展・繁栄を実現する指針』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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