図説 享徳の乱

著者 :
  • 戎光祥出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (163ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864033824

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからしてライトな入門書的なものを想像していただけに、内容がかなりマニアックで、読むのが大変だった。
    苦行といっても言い過ぎではないくらい大変だった。
    それだけ価値ある本なのだとは思うが、初学者にはかなり大変だった。それだけだ。

  • 詳細な家系図などあり、わかりやすくはなっていたものの、それでも複雑怪奇なところが、享徳の乱の難しいところでもあり、おもしろいところでもあると、あらためて思い知らされた

  • いまいち分かりにくかった享徳の乱が年ごとの経過順で記載されて頭の整理に役立つ。しかし内容を掘り下げていないのである程度話がわかっている人向けの資料と考えたほうが良いと思う。
    この後の長享の乱、更に早雲の登場に繋げれば関東の戦国史がよくわかる。
    なお、ここの端役に出てくる武田信長を主人公とする小説が投稿されていて、あわせて読むと面白かった。

  • 近年での研究が深まり、それらを体系的に、各項目を2ページによくまとめられています。
    しかしあまり本文と関係のない図が記載されていたり(最初のページで享徳の乱の始まり(1454年末)の文章なのに江ノ島合戦(1450年)の図がなんの説明もなく載っている…)、「図説」とは到底言えず、図入り、程度です。
    また年号の記載誤りが散見されます。

    初学者にはあまり向いていないかと思われます。

  • 関東戦国時代の幕開けとなる29年に及ぶ戦乱の基本的な動向が扱われている。古河公方と上杉方の対立を基軸として、周辺地域においても多様な紛争が展開されていた事がよく分かる。地図も多く掲載されていて非常に助かる。

  • 享徳の乱。

    日本中世史の中で、重要な戦乱であるのに、その全容は理解しにくい。

    大学時代、1度トライしてみたが難しすぎて、諦めたのだが、大学時代にこの書籍があったらと思うと…

    やはり、勉強すればするほど、日本史は、中世史は楽しい。

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著者プロフィール

1965年、東京都に生まれる。1995年、駒沢大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学。現在、駿河台大学法学部教授。著書に『中近世移行期の大名権力と村落』(校倉書房、2003年)、『戦国大名 政策・統治・戦争』(平凡社新書、2014年)、『百姓から見た戦国大名』(ちくま新書、2006年)など。

「2021年 『戦国「おんな家長」の群像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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